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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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旭川川沿いの仁別森林鉄道跡
夏の恒例行事になってきた秋田の仁別通い。
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能代署仁鮒林鉄の酒井8t箱型機ももうお馴染みですが廃線跡はまだぽつりぽつりとしか見てないんですね。
まあ酷暑の時期に廃線跡巡りは効率は悪いし、熱中症にもなるしであまり良くないのですが・・・(^ ^;)

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仁別集落から旭川を少し上流に遡ったところに旭川ダムという治水ダムがあります。
ダム湖川の水位がえらく低く渇水か?とも思ったのですが木の茂り方を見るとこれが通常水位のようですね。
この水底に仁別林鉄の本線が水没しているはずですが。

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堰堤上から見てもダム湖を見ているとは思えない光景。
左が砥沢支線が通っていた砥沢で、この上流にはオッカナ橋があります。
砥沢支線は水面より高い位置を通ってたので路盤が見えるかなとも思ったのですが深い草に覆われてわからず(- -)

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堰堤上から仁別集落方面を見ると秋田杉の森が拡がります。
秋田杉ともなるとやはりうちの近所で見かけるスギとは何か雰囲気が違う気がします。
遠くから見ると輪郭がシャープで山字体のシルエットも岐阜や愛知のスギの山とはどことなく違います。

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こちらはもっと下流。仁別~松原のサイクリングロードとなっている区間。
ここに真室川のD-40を走らせて見たいですね。

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 22:12:22 | Trackback(0) | Comments(0)
真室川梅里苑の運材貨車
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合川営林署の客車を模したという復元客車には長野営林局上松運輸営林署の運材貨車を台車として使っているらしいのですがご覧の通りホームが被ってよく見えません。
後ろに連結されている運材貨車2両はそれぞれ形態が微妙に違いますが富士重工業製モノコックトロと見られます。

DSC_0095.jpg
まずは後部のトロ。
独特の低い位置ハンドブレーキがあるのは青森で見たものと一緒、東京局や長野局のようなエアブレーキは付いていません。
走行中にブレーキ手がデッキ端で締めるという芸当はできそうにありません。
連結器を介して連動する自動ブレーキが付いているのかとも思いましたが朝顔カプラーは前後ともガッチリと台枠に固定されているのでそうではない様子。ブレーキ装置は付いていても停車中のサイドブレーキとしてしか使えないのでしょうか?
因みにブレーキハンドルとエアブレーキ非装備なこと以外は寸又峡温泉で見た富士重工業製モノコックトロとほとんど同型。
寸法は図ってないので若干の大きさの違いはわかりませんが。

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寸又峡温泉で保存されている東京営林局千頭営林署千頭森林鉄道の富士重製モノコックトロ。
ブレーキ装置と一部のリベット位置などを除けばほぼ同型。

DSC_0098.jpg
前部の運材貨車も富士重製と見られますが、こちらはブレーキ装置一切なし。
転向台(木材を積載する稼働式の受け座)の形状も異なり、リベットでごつごつしてます。こちらの方が少し古いモデルなんでしょうか?

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連結面を見ると2本細めのホースが渡してありますがこれは後付けのような感じ。
エアー配管ではないようですが電源供給用のコードかも?

~番外編~
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真室川より及位方面へ行った奥羽本線傍で見た木材の山。
背後を通る奥羽本線の架線柱と比べて見ると非常に巨大な山であることがお分かり頂けるでしょうか。

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新庄から真室川を通り秋田県境までの道のりでよく見かけた積み方。県境を越えると全く見なくなりました。
扇を拡げるような形で両側に崩れ防止の抑えを築いています。
この積み方は真室川流なのでしょうか?この大迫力の木材の山がいくつも積まれた貯木場で小さな林鉄の列車が入換などしていたらなかなか絵になりそうです。

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 21:53:50 | Trackback(0) | Comments(0)
真室川梅里苑のカトウ(元仁別森林鉄道D-40)
東北旅行2日目は秋田でレンタカー借りて仁別・・・のはずでしたが天気予報では秋田方面雨、山形方面晴時々曇りだったので真室川へ行くのに変更。
秋田→横手→院内と進むにつれて予報通り天気が良くなって行ったのですが秋田、山形県境の及位で一気に悪くなり真室川は雨~(- -;)
しかも秋田~真室川は間の市町村の面積が大きいわりに市街地が少ないため1時間半程度で行くことができて近いような錯覚に陥りますが実際は約140㎞離れてます。距離だけでいうと東海道本線名古屋~大津に匹敵しますね(^ ^;)

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真室川梅里苑の駐車場から見るとこんな感じで停車場があります。
周回軌道を時計回りの一方向にのみ運転。
運転は休日に11:00,13:00,15:00の1日3本あり、他に朝11:00運転前に出庫、15:00運転後の入庫の回送があります。
因みに車庫は本線中の「トンネル」と称される上屋の中なので15:00~翌運転日11:00はこの場所には留置されていません。

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途中2か所ほど停車場があるのですが特に使っていない様子。
まずは出庫列車を撮影。

DSC_0081.jpg
続く旅客列車を薄暗い森の中のS字カーブで。
森林鉄道なので薄暗い場所を行くのは当たり前~。
ここは復元線路ですが現実の林鉄も広い土地でもわざわざ日当たりの悪い場所を通っていた(平地が貴重な山地では日当たりのいい場所は先に農地化されてる)のでそんなもの。

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その翌日も行ったのですがまたも悪天候な上に雲が濃かったのか光線量が厳しかったです(_ _;)

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留置中の型式写真は寧ろ撮り易いくらいでしたが。
1943(昭和18)年加藤製作所製4.8t機。当初はガソリン機(時期的に代燃併用だったと思われる)で後にディーゼルエンジンに換装したようです。秋田営林局秋田営林署の仁別森林鉄道で使われ、D-40という番号(署内用?)が付いていました。ガソリン機関車時代はG-40だったのでしょうかね?
見た目で特徴的なのはカナ書き「カトウ」の陽刻のほかキャブが前後方向に大きいこと、雨垂れ避けのため大きく反り返った屋根板などでしょうか。
仁別時代は恐らくモスグリーン一色で、ボンネット前部から両側(片側かも)にカタツムリの目玉のような形でバックミラーを付けていたものと思われます。

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 23:56:15 | Trackback(0) | Comments(0)
秋田営林局向町営林署大森山林道(森林鉄道2級)~2~
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小国川に架かる細いながら長大なガーダー橋が残っています。
ちょっと前までは生活道路として使っていたようですが現在は通してもらえないようで・・・。
木製の踏み板を支えるための枕木があるため現在も線路が敷かれているかのような錯覚に陥ります。

DSC_1402.jpg
実に立派な鉄橋なので長大な運材列車が渡っていたように思ってしまいますが向町営林署の森林鉄道在籍車両は非常に小世帯(後述)でこれだけ大仰な築堤や鉄橋があるのが不思議なくらい。

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ちょっと離れて上流側から見た様子。

DSC_1404.jpg
今度は下流側へ回って。
こんな風景の中をを列車が渡っていく姿を見てみたいものですね。

mukaimachi2.png
さて向町営林署の林鉄2級線(1級線は無し)、在籍車両一覧(1954年度以降のみ)をつくって見ました。
機関車は多くてガソリン機関車が2台だけ。1958年度以降は1台しかありません。
他に民間所有の車両なんかもあったのでしょうかね?
ディーゼル化は遅くて1964(昭和39)年とほとんど末期です。
恐らく林鉄全体が縮小されていく中で他路線からあぶれてきたディーゼル機関車を入れたのでしょう。
さらに不思議なのは1960(昭和35)年度貨車が「運材用」でなく「その他」となっていること。
何に使っていたんだか??

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 23:02:04 | Trackback(0) | Comments(0)
秋田営林局向町営林署大森山林道(森林鉄道2級)~1~
東北旅行3日目には山形県の宮城県境近く大森山にあった森林鉄道の遺構を見に行きました。
大森山林道という名前ですがれっきとした森林鉄道2級線です。

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起点は陸羽東線赤倉温泉駅(以前は羽前赤倉という駅名)横の貯木場でした。
赤倉温泉駅は現在無人で1面1線のみ。
とは言えこのホームは元々島式ホームだったようで駅舎側(左)にも交換設備や側線の跡らしい広がりがあります。

IMG_0582.jpg
赤倉温泉駅の駅舎。貯木場は新庄側(左)にあったようです。

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林鉄は新庄方向に向かってすぐに方向を変え駅前の国道47号線を渡ります。
とはいっても名残は何もありませんが・・・。

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その先は集落内の道路になってます。当時の航空写真などから見ても道路の片隅に軌道があったようで。

IMG_0551.jpg
舗装された道路は小国川の河岸段丘上にある集落から河原の田畑へと降りて行きますが軌道跡は・・・

以下次回~♪



向町営林署管内の森林鉄道
1919(大正8)年に富沢貯木場(陸羽東線赤倉温泉駅に隣接と思われる)~向町事業区70林班13,911mが開業したという歴史のある林鉄です。
当初は新庄営林署の管轄でしたが後に向町営林署が分署されています。
1939(昭和14)年には大森山林道本線の72林班で分岐する中ノ俣支線が開業しており、こちらは徐々に延長され5,630mに達しています。
1952(昭和27)年には矢粕沢支線が開業し、直営生産事業の現場が矢粕沢に移ったようです。
そのためか中ノ俣支線は1955(昭和30)年度で完全に撤去され、大森山林道も末端部分が撤去されていったと見られます。
mukaimachi.png
なおこれら大森山林道系統の他にもう1本、大堀駅付近からも大又山へ林鉄が延びていたようです。
最上町のWEBサイトでは「1929(昭和4)年 大又山(官行現場)~ 志茂間に14キロ余の軌道敷設。」とあります。
志茂は陸羽東線大堀駅付近の地名ですが大堀駅は当時開業しておらず国鉄に積み変えはしていなかった様子。
秋田営林局統計書では1949(昭和24)~1954(昭和29)年度に4,300m、1955(昭和30)年度3,000mの路線があったことを確認しており、戦後も10年間は山元部分の軌道が残っていたようです。

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 22:36:52 | Trackback(0) | Comments(0)
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