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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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福玉精麦布袋倉庫専用線(名古屋鉄道犬山線布袋駅)~その2~
布袋駅の専用線2回目

hotei_map1.jpg
1977(昭和52)年の空中写真では貨物側線はあるものの福玉精麦専用線は既に無くなっていたようで写っていません。
1967(昭和42)~1970(昭和45)年頃に無くなったようです。

hotei-map2.png
2008(平成20)年当時の配線から専用線があった頃の姿を推定。
1番線から分岐して倉庫沿いに続いていたものと思われます。

P1070695.jpg
新鵜沼方にある図中の①の倉庫。

P1070696.jpg
①の倉庫と線路の間のフェンスに囲まれたスペース・・・ここに側線が入っていたら荷卸しできそうですが有効長から見るとワム1車は入るかどうかくらいしかありません。1961(昭和36)年の空中写真で見てもどうも線路が入っているようには見えません。

P1070693.jpg
高架化で東口が福玉精麦倉庫の敷地間に割り込み駅前広場をつくっています。

P1070692.jpg
図中の③、④の倉庫。
裏手には上り待避線が接していましたが今は高架が近接して線路側は見ることができません。

IMG_9136.jpg
高架化前の様子。下りホームから上りホーム越しに③、④の倉庫を見た様子。
2008(平成20)年7月12日撮影

IMG_9177.jpg
③、④の倉庫は名古屋方面の待避線に接しておりここで荷降ろしすれば倉庫へ貨物を運び込むことも出来ますがその間待避線に普通列車が入れません。
待避線から⑤、⑥の倉庫に沿って専用線が分岐していたものと思われますがよくわからないところも。
⑥の倉庫は新しいので⑥の倉庫の位置まで線路があったものと想像しますが。
2008(平成20)年7月12日撮影

IMG_9172.jpg
貨物側線で廃車前提留置中の7019Fと上り待避線から発車して行く現役の7000系普通。
バックは⑥の倉庫。
2008(平成20)年7月12日撮影

hotei.png
愛知県の名鉄各駅の貨物取扱量データは愛知県統計年鑑(愛知県)で1950(昭和25)~1957(昭和32)年度のものしかありませんが福玉精麦布袋倉庫と専用線が開設された1954(昭和29)年度から到着量が伸びていることがわかります。

参考文献:
愛知県統計年鑑(愛知県)
明日への礎石 ~福玉の百年~(福玉精穀倉庫)


2020(令和2)年3月22日追記
コメント欄にて清水優さんより大変貴重な布袋駅貨物現役時の証言をいただきました。
これはぜひ後世に残すべきと考え僭越ながら入換手順の図解を描かせていただきました。
hotei_irekae_1.png
犬山方に渡り線は無かったとのことで訂正しました。


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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 22:50:15 | Trackback(0) | Comments(7)
コメント
昔の記憶ですが
昔、布袋駅~隣の石仏駅の間に住んでおり、両駅ともよく利用しておりました。
上り名古屋方面の待避線(4番線)の更に外側(東側)に1本線路があったと記憶しております。
具体的には、

江南方          内田油圧・福玉倉庫         石仏方
             |------------------|

                         \
/---------------------------\  ←4番線(上り待避線)
             [上りホーム]

こんな感じでした。当時は、線路もヘロヘロでした。

また、上りの一番西の(貨物ホームに面した)貨物留置線も、中頃から真ん中留置線への渡り線がありました。
(いつも貨車の下になっていました)

-----------------/
                /
------------------------|
       一番西の[貨物ホーム]
|は車止めです。
2020-03-22 日 18:37:53 | URL | 清水優 [編集]
昔の記憶ですが2
また、貨車の入れ換えの様子もご紹介します。
①まず、犬山方面から貨物列車がやってきます。デキ+到着貨物+ワフ?です。
②確か4番線(名古屋方面待避線)に入り、入れ換えの時間を待ちます。
③そのまま名古屋方面へ発車し、その先の(左開き)片渡り線の先で停車。バックで、1番線(犬山方面待避線)の西の側線に入ります。そこで貨車編成を切り離します。
④デキ単機が、確か?1番線経由で犬山方に移動します。
⑤前日留置貨車、当日到着した貨車の順に連結し犬山方面へ一旦引き出します。ワフは真ん中に入っています。
⑥当日到着貨車を貨物ホームに面した側線へ入れ、ワフとの間の連結を切り離します。
⑦デキ+留置貨車+ワフの編成で、確か?1番線へ入れます。
良い眺めでしたが、さすがに光景はすっかり薄れました。
2020-03-22 日 19:48:13 | URL | 清水優 [編集]
布袋駅入換作業
清水優さん、大変貴重な証言ありがとうございます!
入換手順を追記欄で図にして見ました。このような入換手順でよろしいでしょうか。
これでは入換作業で犬山方の踏切を開かずの踏切にしてしまいそうですね。
結構交通量が多い道なので踏切待ちの人達をさぞかしヤキモキさせたことと思いますが僕らのような人種としては見たくてたまらない風景です(^ ^;)
2020-03-22 日 23:15:06 | URL | 西宮後 [編集]
入換手順の図ありがとうございます。
はい、その通りです。
ただ1つ、駅の犬山方に渡り線はありません。
最初の投稿の後半の部分は、貨物ホームに面した側線と真ん中の側線の2本の部分のことです。上りでなく、下りですね。書き間違えました、すみませんでした。

今もある、犬山方の踏切(構内含む)の遮断時間は長かったですね。
昔、夕方にパノラマカーが同様の入れ換えで、4→1番線に入れ換えて犬山方面に回送される運用を思い出しました。南側の踏切で2階運転台から降りて、線路脇を北へ走る運転士の姿を見るのが好きでした(笑)。まだR155バイパスの踏切もなかった時代です。

昔の(貨物がいたころの)布袋駅のことを知りたくて、こちらのHPにたどりつきました。
廃車前のパノラマカーがいた記憶は新しいのですが、古くは4連時代の改造間もない7100系をはじめいろいろな車両が疎開していました。
今も、県内ですのでたまに行くことがありますが、高架工事もまもなく終わり、シーサスや新しい留置線もできるようです。
その時には、またお越しください。私も楽しみにしております。
2020-03-23 月 01:35:55 | URL | 清水優 [編集]
渡り線撤去
清水優さん、ご指摘ありがとうございます。
昭和30年代の配線図をもとに描いたところ犬山方にも渡り線があったのですが昭和50年代のものを見たらご指摘の通り撤去されてたので訂正しました。
2階運転室から上り下りが必要な7000系の入換は大変だったでしょうね。

私はすぐ隣の一宮に住んでいるため、広見線でいもむしが走っていた頃はこれを狙いに行くため布袋駅まで自転車で行って電車に乗っていましたね。
一宮から岐阜回り、名古屋周りで行くのと比べると安上がりな上に時間もあまり変わらず重宝していました。
妹夫婦が清水優さんが住んでおられた布袋~石仏に家を構えたのでまた行くことも増えそうです。
今後もどうぞよろしくお願いします。
2020-03-23 月 23:56:18 | URL | 西宮後 [編集]
ありがとうございます
昭和30年代には、犬山方にも渡り線あったんですか。知りませんでした。
配線はちょくちょく変わりますよね。
私は、中京競馬場にある7027Fと同じ歳のアラフィフですので、貨物輸送の時代は中学生くらいまでになるのでしょうか。
ですので、当時の正確な時刻や記録などなく、うっすらとした記憶しかありません。
福玉精麦の前の側線も、当時既に使われなくなっていたはずです。

また、書かれた入換手順の下り待避線の南側にちょびっとヒゲのように出ている機駐線?、ずっと保線・保守車両の置き場と思っていたのですが、ここにデキを入れてたと想像すると楽しくなります。ハッとした思いです。
これからも覗きに伺いたいと思います。
2020-03-24 火 00:33:20 | URL | 清水優 [編集]
名鉄貨物
青の短いヒゲ線については私も図に描いて初めて意味に気付きました。
これがあるか無いかで入換中に下り線を支障するかしないか大きく変わりますね。
福玉精麦専用線は専用線一覧1967(昭和42)年版では載ってますが1970(昭和45)年版では削除されています。
恐らくヨンサントーこと1968(昭和43)年10月国鉄ダイヤ改正や名鉄のATS導入による貨物列車整理の対象にされたのだろうと思います。
僕は名鉄の貨物は保線の工事臨時列車と甲種回送しか見てない世代なので現役貨物現役時代が見られたのは羨ましいですね。
とは言え戦前製の私鉄電気機関車が現役なのを見せてもらっているのだから十分贅沢させて貰ったとは思います。
新型電機EL120に変わってからは量数が少ないためか見かける頻度は下がりましたが今後も期待したいところです。
2020-03-24 火 23:16:22 | URL | 西宮後 [編集]
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