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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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東濃鉄道笠原線笠原駅の貨物側線
東濃鉄道笠原線終点の笠原駅跡。
多治見から土岐川(庄内川の上流)の支流笠原川を遡って愛知県瀬戸市との境に近い丘陵地帯の盆地にある笠原町の北の外れにある駅でした。
東濃鉄道沿線の例に漏れず美濃焼の産地で特にタイルの生産が盛んな地域で、以前は岐阜県土岐郡笠原町でしたが2006(平成18)年1月に多治見市と合併しています。

kasahara-map.png
笠原線の車庫があり運転の中枢だった笠原駅。
島式の旅客ホームとその奥にはこれまた島式の貨物ホームが存在。
また旅客ホームのそばに陶土や陶石を無蓋車から降ろすためコンクリート壁で仕切られた陶土、陶石卸場と見られる設備がありました。

P1060481.jpg
旧笠原駅前。
正面の東濃鉄道バス車庫入口付近に木造の駅舎がありました。

P1060480.jpg
構内は舗装されてすっかりバス車庫に変わっています。
正面手前に旅客ホーム、奥に給水塔や車庫が建っていたはずですがご覧の有り様。
旅客輸送量が少なく貨主客従だった笠原線ですが後方の山の上に巨大な滝呂団地ができており線路が通っていた谷底より山の上に人口が密集している状態。

P1060478.jpg
どん詰まりの貨物ホーム周辺。
笠原の市街地へ登る勾配の途中にあり貨物ホームがあった場所は切通しのようになっています。

P1060486.jpg
今度は車庫の新多治見側。
笠原を出てすぐの本線築堤ですがかなりの急勾配。

2019(平成31)年2月17日追記
元々勾配区間でしたが笠原車庫をバス車庫化した際に道路に接続するため鉄道時代の築堤を削ってより急勾配になったようです。



P1060484.jpg
新多治見寄りから笠原駅構内を見上げた様子。
線路はバスの入出庫用の専用道になっていますがこうして見ても勾配がかなりきついです。

2019(平成31)年2月17日追記
かつては築堤が続いて手前の道路をオーバークロスしていたところを平面クロスするように改築したためこのように見上げるような急勾配になりました。



P1060489.jpg
笠原線跡の遊歩道「陶彩の道」にある笠原駅の説明板。
実際の駅跡にはバス車庫があるためか実際の笠原駅より300mくらい新多治見寄りに設置されています。
末期の貨物輸送の主力だった元中部電力→大井川鉄道井川線DD100型(DD105か106かは不明)や笠原線のボギー式気動車全形式が写されています。

kasahara.png
笠原駅の貨物取扱量。
元来到着貨物が主体ですが昭和40年代に発着とも激減。
1973(昭和48)年度以降は駅別の統計が無かったのですが1972(昭和47)年度時点で発送、到着ともほとんど無くなっているようなものです。
1958(昭和33)年度だけ発着量とも飛び抜けて多くなっていますが何があったのでしょう?

参考文献:
RM LIBRARY72 東濃鉄道(清水 武/著 ネコ・パブリッシング/刊)
岐阜県統計書(岐阜県総務部統計課)
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

貨物側線跡 | 23:56:57 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
坂の角度
3枚目の写真(画像としては4つ目)の坂が「鉄道車両が登れるのか?」と言うほどに急に見えたのですが、プロトラクタを当てて画像左端の建物を比較対象に計測すると、2°程度なんですね。
計算すると大体35パーミルになり、蒸気機関車の頃からこの角度だったのでしょう。バス化で掘り下げたりとかは全くせずで。
貨物輸送が片荷でないと厳しいですが。
2019-02-17 日 12:42:46 | URL | たづ [編集]
笠原の急勾配
たづさん、こんばんは。
角度までお調べいただきありがとうございます。
35‰となると結構きつい・・・と調べて見たらこの区間は築堤で勾配を緩和していたのを削っていたことがわかりました。
元々この区間は勾配区間だったそうですがバス車庫にした際道路へ取付けるためより急勾配になってしまったようです。
東濃地方は丘陵地帯の各盆地に都市や村落が存在し道路や鉄道はこれらの盆地同士を結ぶのに谷川に沿ったり峠を越えたりと地味ながら困難な線形の路線が多いです。
恵那から阿木、岩村、明智と4つの盆地を結び33.3‰のアップダウンが連続する明知鉄道などその典型ですね。
2019-02-17 日 21:56:53 | URL | 西宮後 [編集]
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