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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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小坂森林鉄道鹿山線~その2(鹿山~小ヶ倉谷)~
昨日は軽便祭プレイベントで仙北鉄道について講演を聞きに馬喰町へ~。
起点の東北本線瀬峰駅を通った時に車内から「あの辺が廃線跡かな?」と見たことしかありませんが廃止時まで貨客とも賑わっており業績が悪かったわけではなく会社がバス化方針を取ったため姿を消したようで。

では停電する前に小坂森林鉄道鹿山線2回目~

P1030619.jpg
鹿山集落の外れからは1914(大正3)~1915(大正4)年に大洞林道として開設された区間に入ります。
現在は下呂小坂林道と言う名称で下呂俣から下呂温泉へ抜けることも可能ですが訪問時(2018年8月19日)は通行止めになっていました。

P1030610.jpg
図面を見ると鹿山線起点2,225mのコウチ小屋付近には複線(側線、列車交換を行っていたかは不明)があったようで実際に現地へ行くと線路が2本敷けそうな拡がりがあります。

P1030611.jpg
コウチ山複線(仮称)を下呂俣・カエル俣側から見た様子。

P1030609.jpg
コウチ小屋とはこの沢の名前。
全国的に「○○沢」というように名前が付くところで岐阜県ではよく「○○洞」と名前が付くのを良く見かけます。
それでも「小屋」と付く沢は滅多に聞きません。複線の手前には「六郎小屋」と言う沢もあるのでほかにもあるのかな?
この先すぐ鹿山線起点2,519m地点で国有林へ入ります。

P1030606.jpg
鹿山線起点2,899m犬ヶ谷の第五号橋梁手前。
山手には立木に混じって何やら細く真っ直ぐな柱が建っているのが見えます。

P1030607.jpg
赤く塗られた(錆止めの色?)レール利用電柱のようです。
鉄道用か事業用かわかりませんが電話用の電信線が架かっていた跡と見られます。
木製電柱なら付いている小坂営林署の銘板は見当たりません。

P1030596.jpg
小ヶ倉谷を全長25mの第六号橋梁で渡っていました。
木橋の跡は見られませんが森林鉄道末期はこのコンクリート製道路林道橋の上を列車が走っていた可能性があります。
残念ながら橋の架設年がわかる銘板などは見当たりません。


鹿山軌道の機関車
osaka4-1.png osaka4-2.png
4.5tガソリン機関車4号機
岩崎レール工業1935(昭和10)年9月29日製作で時期的に鹿山線向けに製造されたものと思われます。
エンジンはアメリカのレロイ製JMI50馬力を搭載していました。
同時期に同タイプ機(台枠のIWASAKI RAIL Coの陽刻位置が大杉谷は中央に付くなど異なる点もあり)が愛知出張所管轄の三重県大杉谷森林鉄道に入っており、帝室林野局名古屋支局でまとめ買いして小坂、愛知出張所にそれぞれ割り当てた可能性もありそう。
この大杉谷の機関車の写真は昨年熊野古道センターの企画展「尾鷲林業物語 森林鉄道と索道の軌跡」でポスターに印刷されておりこちらに上げてます。
大杉谷の機関車は林政統一後の大阪営林局時代は3号機となり車体上回りを大改造、エンジンもディーゼル化されて大杉谷上線の1966(昭和41)年度運材廃止まで生き残っていたようです。
イラストは小坂4号機の正面写真が無いため大杉谷の機関車を参考にしています。
また塗装は比較的濃い色だが木曽の灰黒色機関車よりはやや明るい感じというくらいしかわからないので想像です。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 16:18:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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