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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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二俣線野部駅構外側線?(二俣線野部駅(現・天竜浜名湖鉄道天浜線豊岡駅))~その1~
アメリカのテキサス大学が太平洋戦争中から終戦直後にかけ米軍が作成した日本の地形図が大量に公開されています。
テキサス大学Perry-Castañeda Library Map Collection Japan Maps
その中でも1/12,500都市地図、1/50,000地形図は所々欠けがあるものの本州、九州、南西諸島、樺太を網羅しておりたびたび参照させてもらっています。
国土地理院の前身に当たる陸軍参謀本部陸地測量部が作成した地形図などを元にしているものと思われますが都市から僻地ま大字にまで全てアルファベット表記がなされ、工場はプラントの配置まで、鉄道では専用側線や森林鉄道までもが描かれ米軍の情報取集能力の精密さに驚かされます。

その中のAkiba-san(秋葉山)に気になる線路を見付けました。
現在の浜松市天竜区に当たり、図中左よりに見える大きな天竜川の下の方にはFutamata(二俣)の町が開け、二俣線(現・天竜浜名湖鉄道天浜線)が横切り、対岸のNishi-kajima(西鹿島)からは遠州鉄道二俣線(現・西鹿島線)が分かれる現在と変わらない姿が見られます。
その二俣線の天竜川の右側下の方にkurishita(栗下)とある辺りで二俣線から線路が分かれ谷の奥の何もないところで終点になっているのが見えます。

同じ場所を写した国土地理院の空中写真を見ると・・・
nobe-map1.jpg
確かに線路らしきものが見えますね。


googleマップに落としてみると緑の線に当たります。
長さは野部駅(現・豊岡)から分岐点まで950m、分岐点から終点まで1,000mほど。
専用線一覧で野部駅は見たことが無いし、そもそもこの谷に一体何があって線路が敷かれたのか??
あれほど工場や軍事施設を事細かに書いた米軍地図もその線路末端には何も書いていないというのも何だか不気味です。

P1020983.jpg
この側線分岐に近いのは現在の上野部駅。
Akiba-san(秋葉山)の地図ではKandakoen-mae(神田公園前)という駅の場所。
神田公園前という駅は1928(昭和3)年~1935(昭和10)年の短期間だけ存在した光明電気鉄道のもの。
旧版の電車駅を消し忘れたまま新設の二俣線を描いてしまったのでしょうか。

P1020985.jpg
光明電鉄廃止後に国鉄二俣線が1940(昭和15)年6月1日に開業かつての光明電鉄の電車が走っていた線路上を汽車が走り出し1955(昭和30)年6月1日に上野部駅が開業しました。
しかし神田公園前駅と全く同じ位置なのかは不明。

P1030029_201808112340488af.jpg
豊岡側から見た分岐点。
手前から3番目の電信柱辺りで右に分岐していたものと思われますが名残りは何も無し。
分岐点付近は早い時期に圃場整備されたようです。

P1030030.jpg
カーブが終わる辺りからは線路跡が道路になっています。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

貨物側線跡 | 00:02:02 | Trackback(0) | Comments(0)
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