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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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上前津東公園の名古屋市電179号車
名古屋の下町の繁華街大須に程近い上前津東公園。
マンションの谷間のような小さな公園に60年以上前に廃車された名古屋市電179号車のダルマが残っています。

P1020374_2018061923410065c.jpg
老朽化した木造単車のLSA型の内54台を1935(昭和10)~1939(昭和14)年にかけ名古屋市電気局西町工場(熱田区一番3丁目 日比野中学校南校舎付近)で半鋼製車体化改造した151~204号車。
その内の1937(昭和12)、1938(昭和13)年に工事が行われた171~190のグループの1台です。
現在は台車が残ってませんが現役時はブリル21Eを履いていました。
meicity-179.png
元を正すと市営化前の名古屋電気鉄道時代1918(大正7)年3月~1919(大正8)年4月に車体を自社製造した木造単車191~204号車グループの197で鋼体化時に179に番号が振り替わったようです。
1952(昭和27)年には集電装置をポールからビューゲルに交換。
同年10月当時179号は高辻車庫に在籍しており名古屋南東部の路線で活躍していたものと思われます。
そして1956(昭和31)年11月25日名古屋市電の営業用単車全廃により廃車されました。
廃車後ずっと上前津に置かれているのかどうかは分かりません。

P1020372.jpg
車体は1937(昭和12)年登場のボギー車1400型とよく似ており戸袋には名古屋市電特有の剣先窓もありますが1400型はリベット無し、張り上げ屋根のスマートな車体だったのに対し市電お手製の車体はリベットごつごつで屋根も布張りで野暮ったさが残ります。
名古屋で廃車後16台が豊橋鉄道に譲渡されモハ500型501~516として1966(昭和41)年まで使われています。
豊橋で廃車された中にもダルマ化されて残ってる車体があるそうな。

P1020370.jpg
外板下半分にトタンが張られ何だか木造電車のような趣。
なお名古屋市電の緑と黄色がかったクリームのツートンカラーはこの171~190号が初めてだったとか。
当時はクリームと言っても戦後の名古屋市電より黄味の強い色だったようです。

P1020369.jpg
乗務員スペース側面にあった細い剣先窓と前面窓は埋められています。

IMG_7380.jpg
以前は錆止めの色そのままでした。
2005(平成17)年4月2日撮影

IMG_7378.jpg
方向幕を埋めた跡がよくわかります。
2005(平成17)年4月2日撮影

DSC_0223_201806202248485f7.jpg
ドアや窓サッシ交換の上ツートンに赤帯塗装となっていた179号車。
名古屋市電の赤帯はワンマン電車の意味でした。
名古屋市電では1954(昭和29)年2月28日に日本初のワンマン電車を下之一色線で運行開始してますが単車はワンマン化されてなかったのでこの赤帯はやり過ぎでしたね(^ ^;)
2010(平成22)年6月20日撮影
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

名古屋市交 | 23:00:41 | Trackback(0) | Comments(0)
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