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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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大井川発電所と大井川鐡道~その8 崎平構外側線大井川発電所~
大井川沿いに続く構外側線跡の道。

P1000211.jpg
大井川ダムで取水した水が右の山の中を水路トンネルで通っているため大井川の水量は少ないです。
この側線があった頃は大井川発電所で放水していたのが1943(昭和18)年に久野脇発電所までさらに地下トンネルで導水することになり大井川本流は枯れた状態のまま続きます。

P1000210.jpg
構外側線には大きな沢もないので橋梁は無く小さな暗渠程度しかありません。
側壁の石積みも鉄道とも道路とも見える構造で今一つ廃線跡の雰囲気が感じられないですね。
右奥には静岡県道77号(国道362号狭隘区間のバイパスとしてトンネル建設中)の橋とその後ろに大鉄本線の大井川第二橋梁の橋脚が見えてます。

P1000206.jpg
発電所直前まで来るといかにも単線鉄道用らしい断面のトンネルがあります。
延長は100mあるかないかくらいかでそんなに長くはないのですが右カーブしてるので出口が見えません。

P1000205.jpg
トンネル内から崎平方面を振り向いて撮影。
使われていた時期が短い上に廃止から75年も経っているためか天井に蒸機の煤などは見られませんね。

P1000221.jpg
トンネルを抜けるともうそこは大井川発電所構内です。
左に見えるのは古い水圧鉄管の輪切りを"0"に使用した利用した50周年記念オブジェのようです。

P1000225.jpg
大井川発電所側ポータルを拡大。
飾り気のないコンクリート製ですがわざわざ笠石、迫石、要石を彫刻で再現しているところにまだ煉瓦、石積トンネルの伝統が残っていた昭和初期のトンネルらしさがあります。

P1000194.jpg
振り返るとそこには大井川発電所の本屋。
直進すると発電所の建屋に突っ込んでしまうので構外側線は左に曲がって放水口の木材放流場に至っていたものと思われます。
とは言え建屋に発電所機材を搬入する側線と言うのもありそう。



大井川発電所と大井川鐡道 その1~その8で扱った廃線跡のマップをまとめました。

オレンジ:大井川専用軌道旧線(奥泉~堰堤) その2その3
水色:千頭構外側線(リバーサイド線) その4その5
:崎平構外側線 その6その7、その8



参考文献:
鉄道省文書 鉄道免許・大井川鉄道6・昭和11~12年(大井川鉄道、鉄道省)
動力 第50号(日本動力協会)
シンポジウム「中部の電力のあゆみ」第6回講演報告資料集(中部産業遺産研究会) 大井川鉄道と電気事業(白井 昭)
大井川その歴史と開発(中部電力)
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 22:01:59 | Trackback(0) | Comments(0)
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