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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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川辺ダムのインクライン
飛騨川にある中部電力の川辺ダム。
高山本線中川辺駅から歩いて10分程度でしょうか。
ダム堤体に大規模なインクラインが有るのが特徴です。

P1000086.jpg
東邦電力が建設した川辺ダム。
ネット上では1936(昭和11)年竣工と出ていることが多いですが当事者である東邦電力が出した「飛騨川水力開発史」には1937(昭和12)年12月竣工と有りました。
ダムの竣工が1936(昭和11)年、発電所の竣工が1937(昭和12)年と言うことかも知れません。
有効落差24.2m、発電所の最大出力30,000kw、常時出力6,500kw。
ダム、発電所の所有は戦時中に日本発送電、戦後中部電力に移って現在に至ります。
問題のインクラは向かって左(右岸)に見える滑り台のような舟筏路上にあります。

P1000096.jpg
舟伐路は飛騨地方から飛騨川で流送される木材を通すために設けられたもの。
この少し上流の下麻生綱場までは丸太を一本一本流す管流しが行われ、下麻生で筏に組んでいたため幅広な舟伐路となっています。
しかし現実には1934(昭和9)年時点で高山本線が既に全通しており下麻生綱場も1933(昭和8)年に廃止、御料林からの官材は鉄道輸送に切り替わっており実際に筏が通ったことがあるのかは不明。民材が細々と通ったことはあるかもですが・・・。
インクラインは木曽川河口・桑名~下麻生湊に舟運があったため舟を上下させるために設けられたものです。

P1000097.jpg
舟伐路の壁上にレールが敷設されその外側にワイヤーロープをガイドするためのプーリーがあります。
左右からワイヤーロープで台車を支持するようですが曲線部の内輪差はどうやって調整するのでしょうね?
舟伐路やインクラ線路、その左の魚道も草生して使われている感じがありません。
今でも舟を通したいと言えば動かしてもらえるのでしょうか???

P1000092_2018021522520173e.jpg
ダム堤体上に見える巻揚機と台車。
舟を載せるため船底型の荷台になっています。
2軸単車で車輪は両輪とも両フランジです。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

現役側線・専用線 | 23:31:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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