FC2ブログ
 
■プロフィール

にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■閲覧数(2014/8/12~)

閲覧数(2014/8/12~)

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
滝上森林鉄道の軌跡ガイドツアー~オシラネップ線 その2~
滝上森林鉄道の軌跡ガイドツアー濁川(渚滑)森林鉄道オシラネップ線の続き。

oshira0007.jpg
中雄柏付近で道道617号オシラネップ原野濁川停車場線と並行して西側に見える軌道跡の築堤。

oshira0008.jpg
イワナ沢付近の土場跡。奥が濁川駅方面です。
ここで山元から5t機に牽かれてきた運材車は10t機に付替えて濁川貯木場へ向かっていたそうで側線が数本あった様子。
恐らく10t機は運輸事業所、5t機は製品事業所所属で運用区間も普段は区別されていたものと思います。
左のオシラネップ川を挟んで対岸(左岸)には飯場があったそうです。
また現在この辺は無人の山野ですがかつては入植した農家、牧場が散在し人跡未踏の原野ではありませんでした。

当時滝上営林署にお勤めだった方が発表した論文の一部から当時のこの地域の様子が垣間見えます。

私達の事業所は濁川駅を離れること5里半にして此処へ到着しますので山の事業所としては非常にめぐまれた位置であるわけで、此処より1里程は開拓者が入殖しております。
事業所迄の間に学校は二つで、事業所より100m位の所に分教場があります。この様な環境の中に子小屋が18軒あり、居住者総員66名で、1戸当たり家族数は4人強となっております。

技術研究 第一号(北見営林局 1953(昭和28)年5月) 飯場の経営について 滝上営林署 大谷 栄一氏の発表より

森林鉄道があった時代の山の事業所は山深い合宿所に住み込みで家族とはたまの下山の時にしか会えないという生活が普通でした。
それから見ると戸建ての「社宅」に家族住まいで近所に学校もあるというのは破格の環境と言えます。

oshira0009.jpg
イワナ沢の橋梁跡に残る円筒形橋脚。紅葉の季節(11月初旬頃とのこと)が美しそうな沢です。
結構高い橋脚でガーダー橋が架かっていた様子。
ここも1級線区間ですが入線するのが5t機だけのためか橋脚は1本だけ。
北見局内には一時期北見営林署内に2級線があった以外1級森林鉄道しか存在していません。
殆んどの路線が2級線の本州、九州、四国から見ると信じられないような線路規格です。

oshira0010.jpg
イワナ沢の鉄橋跡の先には大きな切通し。
オシラネップ川やイワナ沢の堆積土砂を掘ったらしく断面には丸い川砂利がたくさん入っています。
以前より緑が濃くなったそうで北海道らしい大きな蕗の葉が目立ちます。
木曽でも開田高原にはある程度大きな蕗の葉が有りますがここまで大きいのは見かけませんね。

oshira0011.jpg
切通しを抜けてイワナ沢の谷からオシラネップ川沿いに出てきた軌道。
一見ただのフラットダートですが線路左右とも石垣で切り立った築堤になっています。
1級線だけあって路盤も平坦で非常に頑丈そうなものです。

ではでは10/1(日)は初の軽便鉄道模型祭に行ってきます~。
スポンサーサイト





テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 00:02:54 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する