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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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魚梁瀬にいる特殊軽量機関車
魚梁瀬には地元だけでなく鳥取や静岡の林鉄機関車もいます。

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岩手富士産業K-22D形特殊軽量機関車。
自重はバラストで調整することができ1.9~2.5tの間で変更することができます。
この機関車は大阪営林局1953(昭和28)年購入の局番21号機で当初は新宮営林署大塔林道(和歌山県)で使われたようですが間もなく鳥取営林署畑ケ平林道へ転属。
こちらでは1956(昭和31)年度で直営生産事業(営林署が直営の伐採事業)が中止となると運材を請け負う木材業者に払い下げられます。
国有林、林道は営林署が持ち、伐採や造林、運材列車の運転は業者任せになったということでしょうか。
その後残っていた畑ケ平林道霧ヶ滝線の軌道運材が1964(昭和39)年に廃止されてからも長く保管され1994(平成6)年に魚梁瀬入り、動態復活しています。

DSC_0706_201701062314575a4.jpg
自重や運転装置は機関車と言うよりモーターカーに近いです。
それでも小さいなりに両運転台構造になっており、林鉄の一般的なL字型車体の片運転台機関車のように後進時に運転士さんが体を無理に捩じって運転する必要はありません。

DSC_0679_2017010623145565a.jpg
運転台構造。
中央のブレーキレバーはオリジナルでしょうがスロットルなどは垣内で動態復元した際にオリジナルとはちょっと違う形になったようです。
メーカーカタログによるとK-22D型は自動遠心クラッチ装備。
自動遠心クラッチ装備の小型モーターカーはシフトチェンジの操作が不要ですがこの機関車にはクラッチペダルが付いてました。
スーパーカブは自動遠心クラッチ装備でもシフトチェンジ操作が必要なのでそれと同じなのでしょうか?

参考文献
林鉄の軌跡―大阪営林局管内の森林鉄道と機関車調査報告書(伊藤 誠一・著/ないねん出版)
林業機械(三品忠男 著/林野共済会)
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(大阪営林局) | 08:45:38 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
カブのシフト
スーパーカブ、クラッチレバーは無いもののシフトチェンジのためにはエンジンを一旦緩めるので、結果クラッチが切れます。(20年ほど前に運転した経験からの話です)
始動用に遠心クラッチがあれば、それがそのまま進段用にもつかえるので、別個にクラッチがあるとは考えにくいです。
ではなぜクラッチペダルがあるか、というので思いつくのは、経年後の修理で自動車用かなにかのクラッチを流用して修理したのでペダルも付けざるを得なかった、ということでしょうか。
60年ほど前の新製であれば、経年劣化での修理といえどかなり昔で、同じ程度の出力を処理できるクラッチが実用上MT自動車用クラッチしかなかった、で説明がつきますので。

追記:遠心クラッチをウィキペディアで調べましたらもう少し精緻なもののようです。シフトペダル(レバー)からも制御されていて、シフト操作時に切れるとのこと。(衝動の少ない円滑な運転のためにはエンジンを緩めるのは当然なのですが)
勿論、始動時アクセルを吹かさない限り進まない実車が示すとおり、低回転時は半クラッチかそれ以下の伝達しかしません。
市販車でAT免許でも乗れる2ペダルMT車も正体はこの類ですが、四輪車ほどの大きな動力になると色々不具合なようで、この機関車が直された頃には日本では部品もなかったのでしょうね。
2017-01-09 月 13:56:17 | URL | たづ [編集]
自動遠心クラッチ→MT
たづさん、こんばんは。
自動遠心クラッチに付いてコメントありがとうございます。
この機関車が魚梁瀬に運び込まれた頃の写真を見ると錆びた鉄塊状態だったので動力系は完全に新調したものと思われます。
MT車にしたとすればこの時でしょうかね。
あるいはあのペダルがクラッチ以外のものだった可能性も(^ ^;)
2017-01-10 火 21:23:21 | URL | 西宮後 [編集]
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