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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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名古屋営林局新城営林署竹桑田土場側線(田口鉄道田口線田峯駅)
田峯駅にあった営林署土場の側線です。
専用線ではなくあくまで鉄道事業者側の構内側線のようですが、営林署の専用線的な雰囲気なのでこちらに載せてます。
田峯駅では宮内省帝室林野局名古屋支局新城出張所→林野庁名古屋営林局新城営林署の田峰森林鉄道(林鉄は「田峰」表記のようです)鰻沢線と接続しており、林鉄鰻沢線や支線の栃洞線で運ばれてきた木材の中継を行っていました。
田峯駅とは隣接して竹桑田土場があり、田口線や乗り入れて来る国鉄、私鉄貨車などに積み込みを行う側線もありました。一応以下では「土場側線」と呼ぶことにします。
因みに田口鉄道は1956(昭和31)年10月1日に豊橋鉄道と合併して同社田口線となっていますが土場側線が豊橋鉄道になってからも使っていたのかはわからないので表題は「田口鉄道」としてます。
田峰森林鉄道の廃止時期は資料によりばらつきがあるのですが、名古屋営林局統計書によると1959(昭和34)年度中に撤去されたようです。同時期に土場側線も無くなったと思われます。
田口線自体も1968(昭和43年)9月1日全廃、三河海老~田峯~清崎は8月29日に豪雨で不通になったまま廃止の日を迎えています。

damine_map.png
田峯駅付近の配線図。上が北で清崎・三河田口方面、下が本長篠方面です。
寒狭川が曲がりくねってまるで「田峯島」という感じ。
古い航空写真や断片的な構内写真から推定したものです。
竹桑田土場の側線は機回し線がない棒線のように見える写真もありよくわかっていません。
田峰林鉄の配線に至ってはほとんど想像です。車庫は奥地の団子島にあったようですがここにも最低限機回し線はあったはず(^ ^;)

DSC_0061_20150123000528932.jpg
田峯駅を三河田口方から見た様子。
上り線や一般貨物用の側線があったと思われる辺りは愛知県道389号線の車道、島式ホームと下り線、駅舎、営林署土場側線分岐には建物ができてます。
当時の県道は歩道部分のみだったと思われます・・・そりゃ田口線を使うしかないですね(・ ・;)
急峻な山が寒狭川に迫るごく僅かな平地に鉄道駅や駅前商店街、県道が集まり交差していたんですねえ。

DSC_0063.jpg
土場側線は駅舎を挟んで山側に延びていた様子。
駅の真横にはすぐ山が迫っているので土場を作る余地がないのです。
右の軽トラから並木の下に続く道が側線跡。軽トラ前方が田峯駅舎となります。
一段高い土地は田峯森林鉄道の軌道敷。林鉄のガソリン・代燃機関車と田口鉄道の40t電気機関車デキ53の並びが見られたのでしょうか。

DSC_0070.jpg
軽トラの尻から右を見れば林鉄のトンネル。遊歩道になっており電灯も完備されてますがトンネルの先が土砂崩れで通れなくなってます。
右の坂道を上ると田峯集落の中心地、田峯観音や田峯城跡があります。

DSC_0066.jpg
軽トラから左の道に入ると苔むした貨物ホームが続いています。

DSC_0068_20150123000601a24.jpg
「山」の文字が入った旧・営林署の用地境界標。因みに宮内省帝室林野局時代のものは「宮」と掘られています。
プラットホームの線路側の際に立っているこの境界標・・・貨車へ木材を積み込むのに邪魔なだけでは?と思うのですがはてさて??

DSC_0064.jpg
因みにホーム上の竹桑田土場跡。この辺では珍しく広々とした平地となっています。
林鉄はこの右の隅の方に敷かれていたものと思われますが特に痕跡はなし。

因みに現在では林鉄沿いに国道257、420号を行くと新段戸トンネルを越えて足助、豊田経由で名古屋へ1時間半程度。
田口線、森林鉄道があった時代から木材は足助、西中金、刈谷経由で名古屋へ運ばれるものが多く、三河鉄道(現・名鉄三河線)がライバルとなっていたようです。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 23:08:05 | Trackback(0) | Comments(0)
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