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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~2~
敦賀市内の黒河林鉄跡続き~。
戦前に廃止されている上に林道化、さらにはこの谷の荒れ具合・・・どうしてこうなった(・ ・;)
DSC_0346.jpg
現黒河林道の橋にも大量の流木が引っ掛かってます。
これでは75年前に廃止になった林鉄の橋脚などひとたまりもなさそう。

DSC_0343.jpg
ふと前方の山腹を見上げると石垣が見えます。何か道の気配・・・

DSC_0342_20141202232205008.jpg
もう少し進んで上り易そうな場所から見たところ廃水路のようです。

DSC_0301.jpg
この廃水路が林道と交差した先には立派な石積みの2連アーチがありました!
惚れ惚れしますね~。
黒河川のすぐ横で堰堤らしき痕跡も見えることからここで取水していた様子。

DSC_0302.jpg
アーチの前(下流側)には取水量調整のため取水した水の内、多過ぎた分を黒河川に戻す排水溝も見られます。

どうも古い水路式発電所の痕跡のようです。
1910(明治43)年12月に操業開始した敦賀電灯粟野発電所の施設と見られます。
交流50Hz(当時の福井県嶺南地方は現在の60Hzでなく東日本と同じ50Hzだったそうで)出力250kwと実にささやかな水力発電所だったようです。
林鉄よりさらに歴史ある明治の遺跡なのでした。
そういえば山集落の外れに袂をフェンスで塞がれた小さな橋がありましたがあれが発電所に行く橋だったようで・・・。

なおこの敦賀電灯という会社は1927(昭和2)年に京都電燈と合併しています。
鉄ちゃんにとって福井県で京都電燈といえば京福電気鉄道福井支社(現在福井の鉄道部門はえちぜん鉄道に譲渡)が連想されますね。

脱線しましたがこの魅力的なアーチの横を運材トロが走っていたのでしょう。
なお林鉄の奥には1919(大正8)年に簡易製材所ができて、曲木、椅子材、枕木を生産してましたが、こちらに3台設けられたという丸鋸は粟野発電所の電気は使用せず15馬力の水車動力でした。

大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~1~

大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~3~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~4~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~5~
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(大阪営林局) | 00:09:25 | Trackback(0) | Comments(0)
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