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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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山形交通高畠線4(ED1、ワム201(ワム204?))
1929(昭和4)年の高畠鉄道電化時に電車はデハニ1が新造されましたが、一方で電気機関車キ1がつくられています

IMG_0412.jpg
1929(昭和4)年に川崎車輛兵庫工場で製造されたt凸型電機キ1。
自重23tと電気機関車にしては小柄で出力は55kwモーター×4個と小さいもの。
山形交通になってから西武所沢工場で更新改造を受けED1に改番されています。

DSC_1376.jpg
ほぼ原形ですが前面窓は北国の車両らしくHゴム支持化されています。(恐らく隙間風対策)
自動連結器の直上に小さな四角い板が付いていますが、かつてはここに車番と思われる「1」が控え目に書かれていました。

DSC_0400_20140822213824561.jpg
「昭和四年 川崎車輌 製造 No.32」の銘板。

DSC_0239.jpg
ほぼ同型の東急電鉄デキ3021。こちらは製番No.31と高畠より1つ若い番号。
なお東急デキの方が製番が若いですが製造は高畠の方が若干先のよう。
東急の方が採番は早かったものの出荷の順番は逆になったのでしょう。
神戸の工場では並んで作られていたのかも知れませんね。
現在デキ3021は上毛電鉄大胡車庫におり、イベントで展示、運転体験などに使われてます。


この型の電機は1927(昭和2)年に伊勢電鉄501形501、502(後近鉄デ1、2)が最初でしたがこちらは現存してません。
近鉄では軽量機ということで貨車の構内入換に使っていたようですが塩浜や、西大垣辺りにいたのかな??
末期は塩浜、西大垣で車両工場に入場する電車入換に使っていたようです。

閑話休題・・・旧・高畠駅に戻ります。

DSC_1377.jpg
ワム201。国鉄ワム23000形に見えますが、元国鉄車ではなく西武鉄道ワム204を1962(昭和37)年に譲り受けたもの。
高畠駅近くにジークライト鉱業高畠工場ができて製品輸送が増えた年なのでその関連で貨車を増備したのでしょうか?
貨物増大のため近江鉄道のED28 1を譲り受けて山形交通ED2としたのもこの翌年で、貨物輸送量増加が大きかったようです。

IMG_0411.jpg
西武鉄道では1956(昭和31)年に自社所沢工場でワム201形ワム201~204の4両を製造しており、ワム201,202は1969(昭和44)年に上武鉄道へ譲渡(1978(昭和53)年廃車)、山形交通へは前述の通り1962(昭和37)年にワム203,204が譲渡されています。
現在保存されている車両は元の西武ワム204だったようで、台枠にワム204の標記跡が残っていました。

IMG_0420.jpg
西武所沢工場昭和31年の銘板。
ところで気になるのはこの車両は実際現役時に「ワム201」だったのかどうか?
RM LIBRARY82 山形交通高畠線・尾花沢線(鈴木 洋・若林 宣/ネコパブリッシング)掲載の車輌諸元ではワム201形ワム203,204と西武時代のままの社号を使っていたことになってます。
保存後に塗り直されて現役時代とは字体が異なる上回りの標記はワム201になってますが、台枠の塗り潰された「ワム204」の標記の上に「ワム201」と書いたような形跡はありませんでした。
保存の際にワム201形の4番ではなく1番にしたかったのかも知れませんね。
特に4は忌み番ですし・・・。

ワムの話は重箱の隅をつつき倒すような話題なのでこれから旧・高畠駅へお出かけになる貨車ファンの方々のお楽しみということでこれくらいにしましょう(^ ^;)

参考図書
山形交通高畠線・尾花沢線 (RM LIBRARY(82))山形交通高畠線・尾花沢線 (RM LIBRARY(82))
(2006/05/01)
鈴木 洋、若林 宣 他

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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:趣味・実用

廃線跡(一般鉄道) | 22:39:53 | Trackback(0) | Comments(0)
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