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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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林鉄初詣~気田・水窪森林鉄道(前編)~
冬場は降雪や凍結で林鉄跡探訪は難しくなります。
それでも静岡県内にあった旧東京営林局の林鉄なら何とか行けるかな?ということで
山住神社へ初詣に行く序でに気田森林鉄道と水窪森林鉄道の跡へ。
天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅から国道362号を旧春野町気田地区(今は市町村合併で浜松市天竜区)へ向かいます。
初めての路線なのでさらりと見た程度です。

建設中止になった国鉄佐久間線の高架を横目に30分ほどで気田に着きました。
まずは林鉄跡へ行く前に1889(明治22)年建築の王子製紙旧製品倉庫が残る春野中学校へ。

DSC_0154_201401191521525aa.jpg
この工場は日本の木材パルプ生産発祥の地でした。
製紙工場というと港湾の工業地帯にあるイメージですが、当初は原料の木材がある山元に置かれるものでした。現在は材料を輸入に頼り、木材チップは船舶で送られてくるので港湾地区に工場が置かれていることが多いです。

気田森林鉄道は森林組合の軌道と発電所建設専用軌道がルーツ。
宮内省帝室林野局名古屋支局が両軌道を1939(昭和14)年に引き継ぎ、戦後の林政統一後は東京営林局気田営林署の所管となっています。

DSC_0157.jpg
篠原貯木場跡を出てすぐに杉川を渡るコンクリートアーチ橋の仙郷橋があります。
1935(昭和10)年の気多村森林組合軌道開業時に建設されたものと思われます。
1959(昭和34)年以降林鉄の道路化工事が行われ、車道として使っていましたが現在は通行止め。

DSC_0182_20140119152156cbd.jpg
河原に降りて見上げるとアーチ中心が恐ろしく薄っぺらく見えますが・・・(・・;)
この上を酒井・加藤・協三の5t機関車が運材車や客車を牽いて渡っていました。
バックの山には国道362、473号線がトンネルで突っ込んでます。
この斜面は以前大崩壊をやらかしたような感じで、崖を巻く仮設道路の遺構も。

DSC_0172_20140119152155787.jpg
仙郷橋から先はこんな感じの路盤が残ってます。
幅もナローの路盤そのものですが本当に車道になっていたのでしょうか??
直線ならまだしもカーブで崖っぷちはかなり怖いと思いますが・・・

DSC_0184_201401191521570bc.jpg
その先は現役車道となり、大部分が静岡県道389号水窪森線になってます。
杉川の谷から気田川の谷筋へ尾根越えのために掘られた小石間隧道は直線ですが中央にサミットがあるため反対が見通せません。
このトンネルは現役時から併用軌道だったというのですが・・・。見通しがこれでは流石に危ない気が。
しかも中央部が高くなっているためトンネル中央までは林鉄が苦手とする逆勾配区間になります。

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勝坂地区を過ぎると県道が気田川を渡る下に林鉄の橋台・橋脚が見られるようになります。
画像は灰縄橋の旧線橋のものと思われる橋脚と橋台です。
しかも県道脇に旧線木橋跡、県道真下に新線鉄橋orコンクリート橋跡と言うパターンが多いようで。
隣の水窪林鉄で1955(昭和30年)に起きた運材列車転落事故を契機に安全対策で架け替えたのかも??

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こちらは同じ灰縄橋真下にある新線橋のものと思しき橋脚残骸。
コンクリ橋脚が岩から生えているような奇妙な光景。

DSC_0208.jpg
この辺の気田川は明神峡と言うそうですが、「骨原」という恐ろしげな地名も。
落石や鉄砲水が多いそうで巨大滑り台(流水溝)が林鉄跡の県道を跨いでます。
林鉄現役時は落石防止シェッドが続いていたそうで。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(前橋、東京営林局) | 16:59:16 | Trackback(0) | Comments(0)
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