投稿日:2019-04-21 Sun
入換機留置線から瀬戸電上下本線を挟んで南に貨物側線と貨物ホームがありました。
また図中下りホームの左側(堀川側)にも何やら側線が見られます。
到着する貨物列車の編成によって入換機が待機する位置を変えるため設けたもう一つの入換機留置線かも知れませんがよくわかりません。
小幡駅橋上駅通路の南側より尾張瀬戸方面を見た様子。
駐輪場の建物付近に貨物ホームがあったものと思われます。
貨物ホーム跡の駐輪場から尾張瀬戸方に延びる引上線と思われる跡は駐車場になっていましたが連続立体交差化の工事のため使用中止になっている模様。
高架化されたら側線跡はどんな風になるでしょうね。
堀川方(現在は線路付替えで栄町方)の側線跡は道路になって難の面影も無し。
吊り掛け6750系が走っていた頃よく電車を撮影したポイントですが側線があったような雰囲気は皆無でした。
小幡駅の上りホームから下りホームを見ていると軌道線の低床ホーム時代の名残が。
このスロープの形からするとかつてはこの右付近に下りホームから上りホームへ渡る構内踏切があったのでしょう。
愛知県統計年鑑から作成した1950(昭和25)~1957(昭和32)年度の小幡駅貨物取扱量推移。
到着が圧倒的に多いので山田タイルで使用するタイル原料の陶土や燃料の石炭が多かったのでしょうか。
参考文献:
愛知県統計年鑑(愛知県)
名古屋鉄道車両史 上巻(清水 武、田中 義人/著 アルファベータブックス/刊)
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