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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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ユニチカ岡崎工場専用線(愛知環状鉄道北岡崎駅)~その3~
ユニチカ岡崎工場専用線車両編~。
本線機は国鉄、JR貨物のDE10、11、DD51だったので省略します。

●スイッチャー
工場構内入換用に使われていた機関車。
専用線が名鉄大樹寺駅接続の時代に廃車となっている機関車DB-5は↓で上げてます。
日本レイヨン岡崎工場専用線(名鉄挙母線大樹寺駅)~その3~
名鉄時代末期の1969(昭和44)年11月日本車輌製15t機DB-75形DB-76号(製番2799)が製造されています。
標準的な日車15t機レディーメイド品でした。
この機関車は後に東海道本線笠寺駅に移り日通笠寺支店所属No.6となり住友セメント、三井東圧専用線で使われ1987(昭和62)年頃廃車解体された様子。笠寺ではDB1511と言う番号も付いていたらしく北岡崎から笠寺に来る間にどこかを経由していたのでしょうか?
機関車表 フルコンプリート版(沖田 祐作/編 ネコ・パブリッシング)によれば他にも日車15t機や日車25t機がいたようですがよくわかっていません。
さらに1974(昭和49)年11月日本車輌製DD351(製番3160)が入線しておりこの機関車は最後まで使われていたようです。
北岡崎の専用線廃止後は八戸通運に転じて2018(平成30)年12月現在も八戸臨海鉄道北沼駅の製紙工場専用線スイッチャーとして現役です。
DSC_0425.jpg
元ユニチカ岡崎工場専用線DD351。
岡崎では黄色でしたが八戸通運色のクリーム色になっているほか前照灯が四角いものに交換されるなど変化が見られます。

DSC_0440.jpg
八戸での様子は東北旅行その7 ~八戸臨海鉄道その1~にまとめてます。

●貨車
レーヨン製造ではパルプを苛性ソーダや二硫化炭素輸送に溶かす必要があり、専用線ではこの苛性ソーダ輸送が行われていました。
専用線や挙母線の写真では苛性ソーダ輸送用タム900、タキ2800形、二硫化炭素輸送用タキ5100形の写真を見たことがあります。
岡崎工場ではポリエステル繊維も製造しており、原料のテレフタル酸輸送用のタキ24300形が鹿児島本線黒崎駅から到着していました。
タキ24300形はこの専用線が1999(平成11)年9月に廃止になるまで使われていました。
このタキ24300が使われていた頃の様子を奥野さんが北岡崎駅他愛知環状鉄道線内の静止画、動画を撮影されています。
奥野君の専用線日記 北岡崎報告

●日本レイヨン→ユニチカ岡崎工場専用線関連年表
1933(昭和8)年11月16日 三河鉄道 大樹寺停車場構外側線敷設工事着手届。
1934(昭和9)年1月    日本レイヨン 岡崎第一工場起工。
1934(昭和9)年3月19日  三河鉄道 大樹寺停車場構外側線竣功並一部変更届。
1934(昭和9)年8月    日本レイヨン 岡崎第二工場設置決定。
1935(昭和10)年4月8日  日本レイヨン 岡崎第一工場運転開始。
1935(昭和10)年10月   日本レイヨン 岡崎第二工場運転開始。
1941(昭和16)年6月1日  三河鉄道 名古屋鉄道と合併。
1943(昭和18)年     日本レイヨン 社名を日本航空機材に変更。
1946(昭和21)年     日本航空機材 社名を永興産業に変更。
1948(昭和23)年     永興産業 社名を日本レイヨンに戻す。
1950(昭和25)年     岡崎市 日本レイヨンにレーヨン生産復活を要請。
1951(昭和26)年     日本レイヨン 岡崎工場でレーヨン生産を再開。
1953(昭和28)年     名鉄・日本レイヨン 日本輸送機製8t機DB5形DB5(車籍:名鉄)
             新製。
1962(昭和37)年6月17日 名鉄 挙母線大樹寺~岡崎井田、岡崎市内線廃止。
             大樹寺駅構内架線1500V昇圧。
1964(昭和39)年     日本レイヨン 岡崎工場ポリエステル繊維生産開始。
1969(昭和44)年10月   日本レイヨン ニチボーと合併、ユニチカ設立。
1969(昭和44)年11月   名鉄・ユニチカ 日本車輌製15t機DB75形DB76(車籍:名鉄)
             新製。
1970(昭和45)年     名鉄・ユニチカ DB5廃車。
1970(昭和45)年10月1日 国鉄 岡多線岡崎~北野桝塚8.7㎞貨物線として営業開始。
1971(昭和46)年10月1日 国鉄・名鉄・ユニチカ 岡多線北岡崎駅開業。
             専用線を名鉄挙母線大樹寺駅から岡多線北岡崎駅接続へ変更。
             DB76号名鉄車籍抹消。
1973(昭和48)年3月4日  名鉄 挙母線廃止。
1974(昭和49)年11月   ユニチカ 日本車輌製35t機DD351新製
1987(昭和62)年4月1日  国鉄 分割民営化。北岡崎駅はJR東海、JR貨物の所管。
1988(昭和63)年1月31日 愛知環状鉄道 JR岡多線、愛知環状鉄道へ転換。
             JR貨物は岡崎~北岡崎で引き続き営業。
1999(平成11)年9月2日  ユニチカ・JR貨物 岡崎工場の専用線による貨物輸送廃止

参考文献:
新編岡崎市史 4 近代(新編岡崎市史編さん委員会)
ユニチカ百年史(ユニチカ社史編集委員会/編)
専用線一覧表(日本国有鉄道貨物局)
機関車表 フル・コンプリート版(沖田 祐作・著/ネコ・パブリッシング)

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 22:42:28 | Trackback(0) | Comments(0)

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