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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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日本コーンスターチ衣浦事業所専用線(衣浦臨海鉄道碧南線権現崎駅)
衣浦臨海鉄道碧南線の終点権現崎駅から出ていた専用線。
現在では碧南市~権現崎の本線が撤去されて専用線のレールだけが一部残っている状態です。

コーンスターチとはトウモロコシを原料とした澱粉(デンプン)で食品はもちろん紙製品の接着剤としても使用されるそうです。
同じ澱粉を成分としたの片栗粉と似た真っ白な粉末ですが原料が異なります。
片栗粉はジャガイモを原料としており(名前の元となったカタクリは現在使われていない)、特性により用途も若干異なるとのこと。

作業方法:社機
作業キロ:0.8km

専用線使用開始は1977(昭和52)年で碧南線開業と同時にできたものと見られます。
入換には衣浦臨海のKE65がそのまま乗り入れ穀物貨車のホキ2200で原料のトウモロコシを搬入していたようです。
P1020067_20181022223032c2e.jpg
穀物貨車ホキ2200形ホキ2341号(北海道三笠鉄道村)

DSC_0664_201810222157203d8.jpg
権現崎駅からカーブして工場へ延びていた線路跡。
レールはすでに撤去されています。

DSC_0662_201810222157229d1.jpg
踏切反対の鉄道門は残存。
その下には・・・

DSC_0659_20181022215721ff3.jpg
レールが残ってますがこの先は工業団地の敷地で一般立入禁止のためここまでしか見えません。


以下は2004(平成16)年4月25日の撮影
IMG_3034.jpg
同じ踏切の廃止前の様子。碧南市~権現崎が正式に廃止になる前ではあるものの既に列車の運行はなく本線のレールも撤去され事実上廃線でした。
専用線の踏切には「変わらずの信号」と呼ばれていた踏切信号機がありました。

IMG_3025.jpg
一枚目画像とほぼ同じ位置から見た様子。

IMG_3027.jpg
リレーボックスや壊れかけの勾配標もそのまま。
左の線路内に見える黒くて四角い装置は・・・。

IMG_3026.jpg
列車の車輪が白いレバーを蹴ると反応する踏切装置(正式名称は知らない^ ^;)
この装置を機関車が踏むところで一旦停止、信号が変わったら操車さんの誘導に従い踏切を通過していたということでしょう。

IMG_3024.jpg
この踏切、道路側に遮断機はないのですが鉄道門の内側を見ると線路の方に遮断機がありました。

権現崎の貨物扱いは無くなりましたが現在日本コーンスターチの鉄道貨物輸送は2018(平成30)年現在行われており、対岸の半田埠頭でコンテナ車にコーンスターチを積込み衣浦臨海鉄道半田線半田埠頭駅~予讃線伊予三島駅の輸送があるそうです。
伊予三島と言うと大王製紙三島工場専用線。
製紙工場で使う接着剤の原料輸送と見られます。

参考文献:
日本コーンスターチ株式会社Webサイト
衣浦臨海鉄道株式会社Webサイト 利用事例

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 22:34:47 | Trackback(0) | Comments(0)