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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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大井川鐡道ED902の笛と名鉄築港線
大井川鐵道井川線アプト式電機ED90形でまだ撮れてなかったED902を撮影できました。
この機関車は金谷方にクノール社製のドイツ笛を装備しています。
ED901号機のスイス笛と共に渓谷に綺麗な音色を響かせてます。

P1020510.jpg
音色の美しいこの笛ですがかつては名鉄、名古屋臨海鉄道のアヤシゲ地帯・・・築港線で鳴り響いていました。

この笛は元を正すと電車が装備しており当初の主は1926(大正15)年日車製の碧海電気鉄道デ100形。
今村~西尾を結んでいた直流1500Vの電気鉄道で現在の名鉄西尾線新安城~西尾の区間に当たります。
碧海電鉄での活躍は短く1928(昭和3)年に接続する直流600Vの西尾鉄道に乗入を行うため碧海線も600Vに降圧したため愛知電気鉄道の600V電車と物々交換で愛電へ渡り同社のデハ1010形となりました。
1935(昭和10)年には愛電と名岐鉄道の合併により名古屋鉄道が成立するとモ1010形に改番されてます。
この頃既にモ1010形は築港線で使われていたとのこと。

戦時中に電気機器を降ろし附随車サ1010形になるとこの笛も外されてしまいました。
資材不足の中この電装品を利用して鳴海工場で木造の凸型電機デキ800形が製造されこの笛もデキ800形に付けられることに。
mei-deki803_20180717224100e84.gif  mei-deki803.gif
デキ800形も主に常滑、築港線など名古屋南部の港湾地帯中心に使われていました。
戦後も東名古屋港、名電築港の貨物や朝夕のプッシュプル通勤列車に使われましたが1965(昭和40)年8月30日に名古屋臨海鉄道が開業すると名電築港経由貨物が笠寺経由に移って余剰となり1966(昭和41)年にはデキ802を最後に全廃されています。

P1020509.jpg
下って来る列車の先頭に立つED902。

P1020498.jpg
金谷方(左)にドイツ笛、井川方(右)には通常のAW-2を装備。

P1020498-2.jpg
笛を拡大~。前頭部やや左の貫通扉寄りに見える立ち上がっている円筒形にチョボが付いて見えるのが笛です。

動画も撮影~。
参考までに以前投稿したスイス笛のED901動画も再録したので聴き比べてみてください。

ED902ドイツ笛の音色


ED901スイス笛の音色

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

電気機関車 | 23:03:24 | Trackback(0) | Comments(0)