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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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大井川発電所と大井川鐡道~その2 大井川ダム土場、堰堤停車場~
●運材設備~大井川ダム土場、堰堤停車場~
大井川電力は大井川ダム、発電所発電開始の1936(昭和11)年10月に備えて設備の新設、更新を行っています。
大井川ダムの横、現在アプトいちしろ駅がある場所には陸揚げ土場と堰堤停車場がつくられました。
その設備は以下のようなスペック
①奥泉堰堤調整池土場 3,586坪(11,851.7㎡)
②木材陸揚用チェーンコンベヤー 原動機100馬力
 ・コンベヤー全長
   斜面部分 180尺(54.5m)、水平部分 318尺(96.4m)
③積込ホーム 600坪(1,983.4㎡)
④木材陸揚デリッククレーン
  原動機15馬力、揚力5t

oigawa-e4.jpg
日本動力協会機関誌の「動力」第50号(1937(昭和12)年10月発行)P.21より
ダム湖から木材を陸揚げするためのチェーンコンベアが土場の真ん中を通り、鳶口を持った労働者が材種や大きさにより仕分けて下ろしていたようです。

DSC_0829_2014010623563960d.jpg
ほぼ同じ位置から2014(平成26)年に撮影
プラットホームの盛り上がりは当時のチェーンコンベアの名残でしょうか。
チェーンコンベアがあった位置に同じようなギザギザ形状をしたアプト式機関車用ラックレールが通っているのが当時の風景を連想させます。

oigawa-e1.jpg
日本動力協会機関誌の「動力」第50号(1937(昭和12)年10月発行)P.22より
堰堤土場で積込中の運材列車。線路は左にカーブして今も現役の市代吊橋を渡っていました。

DSC_0641_20180220214058cb8.jpg
2014(平成26)年撮影の市代吊橋。1936(昭和11)年三菱重工業製。
対岸は大井川発電所敷地内となるため一般人は渡ることが出来ません。
中部電力専用鉄道時代の1954(昭和29)年井川延長時に奥泉~川根市代(現・アプトいちしろ)の新線が開通した後は道路橋となっています。

DSC_0823.jpg
大井川専用軌道時代からの旧線は千頭側現在線合流部付近の一部区間が側線として残存。


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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 22:01:01 | Trackback(0) | Comments(0)