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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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那珂川の関西電力私有車(王滝森林鉄道用)
王滝の関西電力私有機。
木曽川沿いの地域は中部電力の配電区域ですが木曽川の水力発電所は関西電力(以下 関電)が持っています。
そもそも木曽谷に森林鉄道が敷かれることになった直接の原因は関西電力の前身・大同電力のダム建設により木曽川の水流を利用した木材の流送が行えなくなったためです。
大同電力やその系列会社による補償として複数の森林鉄道、さらには電化私鉄の北恵那鉄道も敷かれました。
王滝川沿いも関電のダム、発電所が複数あり、関電が森林鉄道を利用して資材、人員輸送を行っており専用の車両が用意されてました。

DSC_1367.jpg
松岡産業製10t機。製造年などは分かっていませんが酒井C4を模した車体など恐らくは昭和30年代前半につくられたものでしょう。前面上半分は後退角が付いてますが鼻筋は取ってないので惜しくも(?)湘南フェイスにはなっていません。
現役時代の塗装は現在の関電社用車と同じオレンジと茶色の関西電力カラーですが那珂川ではなぜか蒲原鉄道色(旧西武色)に塗られています。
松岡産業の機関車で現存するものはこの10t機とサイパン島の製糖鉄道で使われたもの(台枠だけ残ってるらしい)だけかと思ってたのですが・・・。

DSC_1427.jpg
加藤製作所製3t機。1960(昭和35)年11月製造とかなり新しいですが小型車ゆえかエアブレーキを装備しておらずあまり使われることがなかったようです。現役時は単色塗り(恐らく関西電力車旧塗色のエンジ色)でした。

DSC_1429_201705232249047fe.jpg
3t機と言っても周りの4.8~5tクラス機と比べそれほど小さいようには感じられません。
排気筒がボンネット側面から生えているのが珍しいですね。

DSC_1424_2017052322490266f.jpg
前部、後部窓もHゴム押さえで上辺を軸に押し開けることができる構造。
前後進とも降雨時に窓を開けても室内に雨水が入りにくい構造となっています。

DSC_1480.jpg
須原発電所から来た加藤製作所製7t機と岩崎レール客車は他の車両と共に隙間なく押し込まれていたためまともに撮れませんでした。
この2両は関電カラーを堅持しています。
加藤7t機は台枠側面の陽刻上段は"KATO WORKS"、下段"TOKYO"ですがこの機関車は中段にも"SHINAGAWA"と入っています。この文字は1938(昭和13)年頃より以前に製造された物にだけ見られるそうな。
那珂川清流鉄道のHPでは1939(昭和14)年製造になっています。
岩崎客車は1960(昭和35)年10月製造とあるのでやまばと号客車よりちょっと新しいくらいですね。
須原発電所保存時代の姿

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(長野営林局) | 18:37:19 | Trackback(0) | Comments(0)