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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~1~
国立国会図書館の近代デジタルライブラリで閲覧可能な「大阪営林局統計書」を見ていると戦前の敦賀営林署に森林軌道の距離数が書かれていました。
敦賀営林署は滋賀県の湖北、福井県若狭地方を管轄としており、これだけではわかりません。
ところが大阪営林局の「管内概要」の官業斫伐(しゃくばつ)・・・つまり営林署直営の伐採事業から以下のものを見つけました。

敦賀営林署黒河(くろこ)斫伐作業所
 伐採面積:35ha
 1.素材:スギ 数量:440     生産場所:黒河 軌道:5,400m
 2.製材:ブナ 数量:200     生産場所:瀧谷 軌道:5,000m
 3.木炭:黒   数量:400,000  生産場所:黒河 軌道:5,400m

数量の単位が付されていませんが恐らく「石」だと思います。
米の体積を表す単位(1石=180.39リットル)としては知られてますが、木材の場合は1石=0.278立方メートル
約30㎝角で長さ約3mの柱1本と考えて貰うといいでしょう。
圧倒的に木炭が多く木炭輸送軌道という感じですね。
1928(昭和3)年時点では機関車は存在しておらず畜力か人力で山トロを引き揚げていたものと思います。
その後全線廃止までに機関車が入ったかはわかっていません。

<年表>
 1909(明治42)年 官林下げ戻し訴訟で政府側が勝訴、黒河国有林が確定
 1919(大正8)年  大阪大林区署敦賀小林区署の黒河・瀧谷簡易製板場創業(水車動力)
 1920(大正9)年  森林軌道1,475m新設
 1924(大正13)年 林区署制廃止。大阪大林区署敦賀小林区署は大阪営林局敦賀営林署に
 1929(昭和4)年  森林軌道最長の7,939mに
 1930(昭和5)年  森林軌道全長5,409m
 1937(昭和12)年 森林軌道部分撤去全長3,169m
 1939(昭和14)年 森林軌道全廃?

うう~む、福井県の森林鉄道というのは初めて。
しかも敦賀はよく見知った土地。まさかこんな場所に森林軌道があったとは驚きです。
というわけで現地へ行ってみることに・・・

DSC_0296.jpg
と敦賀市内に入る前にこれも撮って行こうかと。
畑へ行く道なのですが線路と至近距離~
トワイライトエクスプレス通過時は側面が陰で真っ黒になっちゃうのであまり良い場所ではありませんが。

小浜線が西敦賀~粟野で渡る一番大きな川が黒河川。
敦賀市の中心部を流れる笙の川の支流で、福井、滋賀県境の黒河峠から流れてきます。
森林軌道の起点は定かではありませんが現在の自動車道黒河林道が始まる場所から辿ることにします。

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黒河林道の起点までは敦賀駅からコミュニティの循環バスも来てます。
この地区名は漢字一文字で「山」!!

DSC_0357.jpg
林道起点すぐ横の黒河橋上から下流側を見たところ。
遠く敦賀湾を見下ろせる場所ですが舞鶴若狭道の高架が邪魔ですね(^ ^;)

DSC_0361_201411302200129ac.jpg
上の画像の場所から山側を見た様子。交差点より手前は福井県道211号山櫛林線、奥が黒河林道。
酒屋さんもあって村の四辻という雰囲気。

DSC_0360.jpg
黒河林道の林道標。根元が黒、上が白地に黒文字で先がとがらせてあることなど一般営業鉄道のキロポストとよく似たアイテム。
森林鉄道でも同様のものが立てられており、木曽の赤沢森林鉄道記念館でも見られます。
戦前の農商務省農林省時代に廃止された軌道ではこんな標識があったかはわかりませんが。

DSC_0351_20141130225621a9a.jpg
林道の奥に入って行くと自動車が入れないようにカラーコーンで通行止め標識が立ってました。
実際は地元の方がちょいとのかして入っていたり、バイクが普通に通って行ったり(^ ^;)
歩いて行くとかつて敦賀営林署の黒河山事務所があった場所に何やら色々な表示板が立っていました。
一つは水源かん養保安林の看板。林道の支線名などもわかり、これが一番役立ちますね。

大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~2~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~3~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~4~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~5~

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森林鉄道(大阪営林局) | 23:03:27 | Trackback(0) | Comments(0)
旧・帝室林野局木曽支庁~2~
旧・帝室林野局木曽支庁の続きです。
前回はこちら
  旧・帝室林野局木曽支庁~1~

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支局長室~。
帝室林野局の前身である御料局の役人は「官員さま」として恐れられていたそうですが帝室林野局になっても変わってなかったのでしょうかね。そのボスがここにおわしたのですね。
江戸時代から明治になっても「お代官さま」が「官員さま」に支配者が変わっただけの印象。
因みに尾張藩の山村代官屋敷もこの近く。

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何かと凝った装飾が随所に見られます。
今現在でこんな施工を新築で頼んだらどうなってしまうことやら・・・まず職人さんを探すのが大変そう(^ ^;)

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部屋の電灯のスイッチ。
これも1927(昭和2)年の新築当時からのものだそう。
こういった小物がまた面白いですね。

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辞して木曽福島駅に向かうとこんなものが。
福島営林署油倉庫とのこと。建物の取得年月は昭25.3となってるので、林政統一後に福島営林署となってから建てたもののようです。
某林鉄跡にもこんなガソリン庫がありましたね。

後日旧八百津発電所資料館に御料局の「官員さま」の制服が展示されていました。
ブログに載せる許可もいただけたので掲載します。
DSC_0055.jpg
木曽川を下った岐阜県八百津町には錦織綱場という流送材の集積地があり、御料局→帝室林野管理局の出張所が置かれていました。
綱場はその名のごとく木曽川本流に綱を張り、管流し(木材を1本ずつ流す)されてきた木材を筏に組み下流へ引き継ぐ物流の要でした。
この黒コートを着た御料局員が検査するわけですが、普通の人夫はその横にあるような蓑を着込んでいました。

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室内事務用と見られる上衣もありますがこちらは厳めしい印象とはまた違ってなかなか洒落たイメージ。
むしろホテルマン風?

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森林鉄道(長野営林局) | 00:43:02 | Trackback(0) | Comments(0)
重連健在
木曽福島の記事が途中ですがいきなり臨海が割り込みます~♪

名古屋臨海鉄道南港線の三洋化成工業側線分岐。
以前は化成品タキの突放入換が見られましたがコンテナ車使用に変わってからは入換を撮ってませんね。
この側線は一応東港駅の構内扱いなんですが実際には東港駅からは結構遠く、歩きでは川や運河の迂回も必要です。
名鉄常滑線の名和か聚楽園から徒歩で15~20分てところでしょうか。

DSC_0188_2014112422184974e.jpg
名古屋高速ができて周囲の雰囲気は変わったもののこの側線の雰囲気はあまり変わらない。
不意に南港線の上り貨物(コンテナ)が通過していき撮影しそびれましたが牽引機はND601。
笠寺折り返しで石灰石貨物もあの機関車が牽いていて来るのだろうと思いつつ土留木(とどめき)川の鉄橋へ。

12:20頃・・・遥か遠く天白川の向こうにぼうっとライトが1つ見え始めました。
ガーダーに隠れて見えないもののすぐにライトが2つに見えるだろうと思っていたら

DSC_0191.jpg
!!!在来機の重連だと??

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ND601登場以後はほとんど見られなくなった重連がやって来ました。

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以前はいつもこの編成だったのですが、見られなくなるとやはり有難味が増します。
編成は前からND552 10+ND552 8でした。

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干潮で干潟になっている土留木川を渡っていきます。

因みにここのガーダーには「鐵道省」の銘板が付いています。
南港線のこの区間は1968(昭和43)年に最初から臨海鉄道として開業しているので鐵道省があった時代ではありません。この桁は先代の東海道本線矢作川橋梁の中古品だそうです。

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私鉄貨物 | 22:46:10 | Trackback(0) | Comments(4)
旧・帝室林野局木曽支庁~1~
木曽川の右岸を歩いて黒川ダムまでやって来ました。

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ダムと言っても小さなもので、堤体に隣接した可愛らしいボウストリングトラス橋が一跨ぎしてる程度。
黒川渡橋という橋で現在の桁は1953(昭和28)年に架設。先代の橋桁は木造トラスだったそうです。

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黒川ダム堤体。狭い場所で全景が取れません(爆)
バックの山が紅葉して綺麗ですが、ダムにとっては落ち葉が大量に溜まる季節。
無人のごみ取り機がせっせと落ち葉を引き揚げてました。

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今回は林鉄と直接関係しない画像ばかりですが、木曽の林鉄の総元締めでもある旧・帝室林野局木曽支庁の庁舎へ行きました。

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1927(昭和2)年建築で、木曽では初の全館暖房、水洗トイレ完備というもの。
当然ながら当時はほとんどの家屋は木造、木曽特有の板張り石置き屋根でしたから一般住民にとってこの庁舎は大変モダン・・・と言うよりも浮世離れしてに見えたことでしょう。
終戦直後には進駐軍が接収してGHQが使用、後に返還されたものの1947(昭和22)年4月の林政統一で帝室林野局はなくなり、長野営林局福島営林署が入居。木曽の全出張所を束ねる存在から長野営林局内の一営林署となりました。
1995(平成7)年に福島営林署は上松営林署へ統合されますがこの建物は2004(平成16)年まで森林技術センターとして現役でした。

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木曽福島町で建物を譲り受けて今年の夏に開館したとのことですが、展示品は中部森林管理局に所有権があるようで何やら事情は複雑な様子。
だいぶ改装されてはいるものの階段など細かな意匠の彫刻が残っています。

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2階の廊下。
アールデコ様式とのことで以前行った旧青森営林局庁舎より軽快な印象。

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森林鉄道(長野営林局) | 00:02:32 | Trackback(0) | Comments(0)
今年も中山道トレイン
今年もJR東海371系による急行中山道トレインが運転されました。
去年のはこちら~原野駅へ
11月で引退ということなので中央西線を行く姿はこれで最後でしょう。
乗り心地は恐らくJR東海の車両では極上なのですが残念。

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原野までは115系変わって木曽路に現れるようになった211系に乗車。この信州色は115系でも似合ってましたが211系にもよく似合いますね。
ただこれだけ景色のいい路線でオールロングシートはちょっとね・・・。

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今回は原野駅の宮ノ越方で撮影。去年のよりも秋が深まった風景になりました。

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そしてまたこの跨線橋。去年は誰も来ませんでしたが今年は多かったですね。
やはり引退まで僅かとなると人が増えるのか。

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跨線橋の近くには木造の旧・木曽町立上田小学校の校舎も。
並んだ煙抜きに何とも趣があります。

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去年は国道19号で木曽福島まで行きましたが、今年は木曽川を渡り右岸の道を通ってある場所を目指します♪

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撮影行 | 23:38:47 | Trackback(0) | Comments(0)
東急池上線~下町のターミナル~
本門寺がある丘の麓を回って西側を通る東急池上線の池上駅まで歩いてきました。
西馬込の検車区から15~20分というところでしょうか。
こちらは下町のターミナルという雰囲気で活気が感じられます。
電車も駅前のバスもひっきりなしに出入り。
これだけの駅で昔ながらの面影が濃いのも珍しいかと。

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昔ながらの駅舎に自販機やら証明写真のブースに突っ込んでくるバス・・・と何やら雑然としてますがこれこそ下町の電鉄駅のイメージ。

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東急の支線区はホームの木造上屋やベンチが残っていて今でも釣り掛け電車などが似合いそうです。
i池上線では最新の新7000系が停車中。

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乗降人数が多い割に構内踏切があるのも珍しいですね。

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池上駅の蓮沼方のカーブで新7000系を撮影。
既にやって来る電車の大半がこの車両になってます。

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もう少なくなったものの先代7000系も機器を交換して7700系として現在も活躍中。
ステンレス車ですが登場から50年以上。
先代の池上線名物だった緑の旧型電車たちと匹敵する年数東急線上をを走っているわけですね。

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関東私鉄 | 22:28:15 | Trackback(0) | Comments(0)
都営地下鉄E5000形
深い山中の林鉄から打って変って今回は街中です(笑)
都営地下鉄浅草線終点の西馬込検車区に掛かる長い長い跨線橋の上から見える電気機関車。
この工場には検査車両入替用に蓄電池機関車もいるのですが日曜日なのでまず見れるとは期待せずに行ってきました。
蓄電池機関車については社長さんがご自身のブログAux Amis des Trainsに詳細な記事をUPなさっています。
◆東京都交通局◆馬込のバッテリーロコ(車両編)
◆東京都交通局◆馬込のバッテリーロコ(入換編)

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こちらからは何を今更・・・と言われそうなネタで申し訳ないのですがE5000形。
一時は神奈川に住んでたこともあったと言うのに西馬込は今回が初めての訪問~(^ ^;)

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西馬込自体が終点としては中途半端な場所で、東海道本線、横須賀線(品鶴線)、東急池上線に囲まれた狭い三角地帯に入り込んだところで他の路線と接続することなく途絶えています。
場所としては特に辺鄙な場所ではなく、浅草線の上には第2京浜が通り、検車区の横には池上本門寺の立つ丘、遠くには川崎方面のビルも見えて人口密集地帯です。

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西馬込も奇妙ならこの電機も奇妙な存在~。
リニア地下鉄の大江戸線車両を西馬込で検査回送するために2005(平成17)年川崎重工で製造。
過去電気機関車など保有したこともない鉄道が電気機関車を持ったのですから当然話題になりました。
車両限界が小さい大江戸線規格の車体断面を持つせいか標準軌鉄道用機関車なのにナローゲージっぽい雰囲気を漂わせます。

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同じ川崎重工製なためか↑の黒部峡谷鉄道EDV35+EDV34と何か似た雰囲気があります。
E5000をオレンジに塗ったら黒部峡谷を走っても違和感がなさそう(^ ^;)

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E5000の横の側線には大江戸線車両が使うリニアのリアクションプレートが敷設された区間があります。テスト用でしょうか?

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跨線橋を本門寺の方へ進むとこんな保線基地も。
何だか模型的で楽しげな雰囲気の側線群です。

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電気機関車 | 23:11:08 | Trackback(0) | Comments(2)
古川営林署大谷山森林鉄道~大谷製品事業所付近~
神岡の金木戸森林鉄道巡りが短時間で終わってしまったため春に少し寄った古川営林署大谷山森林鉄道を再訪しました。
<前回>
古川営林署大谷山森林鉄道~その1~
古川営林署大谷山森林鉄道~その2~

前回は林道を横断する溝が掘られていた場所で引き返しましたが、あれは工事中だったようで今回行ってみると真新しいコンクリート溝と蓋が設置されていました。
そしてゲート前へ~。

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チェーンと「一般車両進入禁止」の札を掛けた簡易ゲート。
車両通行止めなだけで歩行者まで立入禁止とはなっていません。
ゲートの鉄柱がレール利用では・・・と期待していたのですがただの四角断面鉄柱でした(- -)

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よくある水源かん養保安林の看板ですが林鉄跡巡りでは重要な情報源~。

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しかも名古屋営林局時代のものなので有難いです。
林鉄は3路線あったようですがどの支線林道が該当するのかまだわかりません。
1本は線名が大谷山11林班支線・・・もう1本は数字の上で出てくるだけで線名も区間も不明。
1952(昭和27)年度に廃止になった4㎞程度の路線ということがわかっているのみ。

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ゲート横の片野川に橋脚が2本残っています。
右の橋脚は構造的に林鉄の木橋のものと思われますが・・・左の橋脚は何か立派過ぎでは?
右の橋脚は角張って細いのですが左の橋脚は長円形の断面で太くなってます。コンクリートも右のより新しそうです。
途中で架け替えたのかな?
また、この対岸にはかつて片野集落があり集落跡らしい平場が見られます。

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ゲートの先すぐの場所に大谷製品事業所跡があります。現在残る建物はこれだけ。

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紅葉の綺麗な大谷山林道(今の名前は夏厩大谷林道?)を遡ること約40分・・・ただの林道で特に鉄道の遺跡はなし。


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金山谷出合には中央部を吹き飛ばされた砂防堰堤跡が。
左は大谷第5支線、右は大谷山林道、金山谷支線が続いています。

さてそろそろ日暮れになるので折り返すことに。

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森林鉄道(名古屋営林局) | 23:52:28 | Trackback(0) | Comments(0)
紅葉と静寂の金木戸渓谷
浅井田の高架橋の続き。
浅井田ダムの先で高原川から支流の金木戸川流域に入ります。
車で行けるのは金木戸発電所の少し先まで。
ここからは徒歩で金木戸森林鉄道跡を歩いて遠見岩を目指したのですが、工事中で林道が工事車両で塞がっており即断念~。
金木戸では今のところ2戦2敗です。

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ゲートのすぐ横にある熊注意看板・・・イラストのクマちゃんが可愛らしい(笑)
しかしこれ注意看板としては逆効果なのでは(^ ^;)

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仕方がないので途中美しかった金木戸川を眺めることに。

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金木戸発電所の建屋だけは轟音が鳴り響いてますがそこ以外は全く静かなもの。
特にこの金木戸川の澄んだ水が色彩的にも静寂を感じさせます。

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双六ダムという小さめの発電用ダムがあります。
金木戸林鉄は左の紅葉してる斜面の上の方を走っていました。

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湖底が透けて見えますがこれでもダム湖・・・ダム湖の水というと淀んで無表情な緑色のイメージですが双六ダムの水はとても表情豊か。紅葉と調和して観光客が全くいないのが不思議なくらい。
水中に潜って紅葉を見上げたらどんな景色でしょうね。
ここの水はかの黒部峡谷の裏、黒部五郎岳に源を発しています。

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さて林鉄跡からだいぶ脱線しましたが本来の目的は廃線跡と上宝ふるさと歴史館の写真展見学。
せめてトンネルの一つくらいは見たい・・・と浅井田近くのトンネル跡に寄り道。
すぐ道路脇にあるのですがちょっと見え辛いところ。

さて林鉄の写真展示ですが機関車は戦後製とみられる加藤が小さく写っている以外は木製運材車の写真がほとんどでした。
索道では木材を運材車に積んだ状態で吊り下げて下していた写真もありました。
モーターカーは富士重T3と岩手富士T62かT63らしき小型の自動トロリーと言われるタイプのが見られました。
名古屋営林局管内では木曽で多い酒井や岩崎レール製モーターカーの写真は今のところ見られませんね。

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森林鉄道(名古屋営林局) | 00:18:19 | Trackback(0) | Comments(0)
神岡軌道浅井田支線のコンクリート橋
三井金属工業神岡軌道の支線跡です。
ゲージ610mmの鉱山鉄道で森林鉄道ではありませんが、この区間は大阪営林局船津営林署の金木戸森林鉄道(金木戸林道)に接続させるべく1937(昭和12)年に開業した区間で、輸送品目は木材が主体のはず。ということでジャンルは林鉄としてます。
因みに神岡軌道は酒井工作所製5~8tGL、DLが主力で森林鉄道らしい機関車が揃っていました。
浅井田貯木場で762mmゲージの金木戸森林鉄道から神岡軌道に積み替えられた木材は猪谷の貯木場まで運ばれさらに1067mmゲージの国鉄高山線へと継走・・・と聞いただけでもかなり面倒くさそう(^^;)ということでさっさと見切りをつけたのか、神岡軌道を介した輸送は戦後名古屋営林局(船津→)神岡営林署となった後の1955(昭和30)年には早々に運行休止となってしまっています。戦時中を挟んでますが列車が走ったのは実質たった18年ということになります。

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国道471号線から見えるコンクリート橋。
旧・神岡鉄道奥飛騨温泉口駅から高原川を渡ればそう遠くない場所です。

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見事なコンクリート製トレッスル橋です。
そう言えば森林鉄道に多い木橋も下広がりに木材が組まれているので構造的にはトレッスル橋ということになるのかな??

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沢の上をまたぐ部分はガーダー橋だったようですが撤去済。
橋梁はすでに現役を退いて久しいのですが、鉄道時代の電信線は今でも通信線として現役で旧線路上を通っています。

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トレッスルを真下から。

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通信線の木製電柱。
三井金属工業と1986(昭和61)年に分社化した神岡鉱業の銘板が付いてます。


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森林鉄道(名古屋営林局) | 22:54:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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まとめ