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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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仁別森林博物館の保存車~2~林鉄の自動ブレーキ
鉄製運材貨車~。
あまり運材貨車まで注目する人は少ないようですが、これがないと森林鉄道ではありません。

IMG_0514.jpg
ブレーキ時に車輪を押さえ付ける制輪子は両輪とも内側に付いています。

IMG_0512.jpg
そしてサイドブレーキは足踏み式・・・1両に1個所ペダルが付いてます。

IMG_0506.jpg
そして最大の特徴は自動ブレーキ(と言っても旧型電車や機関車の自動空気ブレーキのことではありません)。
機関車牽引の列車で機関車だけブレーキをかけると後ろの車両が機関車を突き上げる現象を「ドン突き」といいますが、その力を利用してブレーキをかけます。
バッファーの上にあるフックは連結環を引っかけるところ。

IMG_0507.jpg
バッファーの後ろはこんな機構になっています。

IMG_0507-1.jpg
ブレーキ時の各部の動作はこうなります。
バッファーの後端が①力点を押し、③作用点と④力点をつなぐロッドで車軸の下を介してブレーキ力が制輪子につながっています。

自動ブレーキの特徴を書き出して見ると・・・
♠長所
 ①各車にブレーキ手が乗務する必要がないのでコスト軽減、安全性アップ
 ②エアーブレーキよりは安価で簡単な改造で設置できる
   木曽森林でエアーブレーキ改造が進んでたのはかなり特別なことだったようで(^ ^;)
♦短所
 ①入換時に推進運転ができない
   推進運転ができるように切り替え装置付きの貨車もあったようですが手間ですね(- -)
 ②編成の後ろほど前後に揺さぶられて発車・停車がぎくしゃくする
   木曽で自動ブレーキが本格採用されなかったのはこれが最大の理由なようです

自動ブレーキは各営林署でそれぞれ工夫して使っており、山田式・七座(ななくら)式・本庁式など色々な方式が存在していたようです。

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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 22:41:10 | Trackback(0) | Comments(0)
仁別森林博物館の保存車~1~
表の留辺蘂林鉄ボールドウィンと屋内の仁鮒林鉄酒井8tについては去年行った時に書いており、他でもよく紹介されてるので今回は裏の保存車群です。

DSC_1394.jpg
1949(昭和24)年協三工業製軌道集材車。型式はLWD-55とありましたがメーカー型式のことかな?
自重3tでディーゼルエンジンを集材機としてだけでなく3台程度なら運材貨車を牽いて機関車としても使えたとか。
合川→小阿仁営林署で使っていたということなので使用路線は小阿仁森林鉄道でしょうか。
協三製と言う割にはキャブ上の庇など酒井っぽい雰囲気があります。

IMG_0505.jpg
反対側には「秋田営林局18-150」の銘板が付いてます。こちらは営林局内での機械番号でしょう。

DSC_1396.jpg
後ろには鉄製運材車に乗った集材機があります。
集材機は特殊軽量機関車などをつくっていた岩手富士産業製。
運材貨車はモノコックタイプですがメーカーや製造年は不明
DSC_1397.jpg
その後ろにも木製運材貨車に乗った集材機があります。
こちらはメーカー不詳。

IMG_0518.jpg
そしてホッパ車。
保線工事などで使用するものでしょう。
小さいながら側開き式の石炭車のような形状です。
いつも木曽で見る岩崎レール工業製ダンプ貨車とはずいぶん違います。


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森林鉄道(青森、秋田営林局) | 21:39:26 | Trackback(0) | Comments(0)