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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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宝酒造楠工場専用線(近鉄名古屋線楠駅)
近鉄名古屋線楠駅から延びていたもう1本の専用線
宝酒造の系列会社として1939(昭和14)年に東亞酒精工業が設立されました。
当時四日市には海軍燃料廠が置かれ、燃料供給を補完するため燃料用アルコール工場設置要請があったようです。
楠工場は1943(昭和18)年6月30日に落成。
サツマイモ、トウモロコシ、澱粉粕を原料として酒精・・・つまりアルコール(エタノール)燃料を製造していました。
今で言うバイオ燃料ですね。
当時の関西急行鉄道名古屋線楠駅からの専用線は原料や製品輸送のため操業開始当初から敷設されていたものと思われます。
操業開始当時の工場の鳥瞰図を見る限り専用線は工場構内まで架線も張られて、機回し線もあるので電気機関車が乗入れて入換を行っていました。

1945(昭和20)年に社名は日本酒精に変わりますが敗戦を迎え海軍の需要が消失。
戦後は親会社の宝酒造と合併し焼酎の製造に変わり、現在もタカラcanチューハイを世に送り込むなど盛業中です。
この専用線は1959(昭和34)年の近鉄名古屋線改軌による貨物輸送廃止で無くなったようですが、その後も関西本線南四日市駅に専用線を保有して鉄道輸送を行っていたようです。

作業キロ:0.5km
作業方法:社機、手押

DSC_1022.jpg
楠駅を名古屋方から見た様子。
東亜紡織専用線とは逆に楠駅の名古屋方から分岐しており板塀の手前のスペースが専用線跡と見られます。
因みに専用線敷設時は名古屋線も単線区間が多かったのですが塩浜~楠は当時既に複線化されていました。

DSC_1031_20140628203121c8f.jpg
難波行きの21020系アーバンライナーnextが通過中。
砂利敷きの駐車場になっているスペースが専用線跡。奥の工場敷地を隔てる柵は旧鉄道門(当時のままの門柱ではなさそう)跡と思われます。

DSC_1024_201406282031209f8.jpg
工場と名古屋線に挟まれた狭い歩道から見ると構内に木製電柱が並んでいるのが見られるのですがひょっとして専用線の架線柱?
電柱間の幅も丁度線路3本分くらいで当時の鳥瞰図の線路配置と一致します。

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 21:42:02 | Trackback(0) | Comments(0)