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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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古川営林署大谷山森林鉄道~その1~
高山市清見町(旧・清見村)大谷山にあった古川営林署の森林鉄道2級線です。
1933(昭和8)年の開業時は古川営林署も荘川営林署と同じく大阪営林局の管轄でしたが、林政統一後に名古屋営林局に所管替えされています。
DSC_0512.jpg
起点は大きな枝垂れ桜があるお寺がある長閑な集落。
かつては地区内に営林署の大谷山事業所があったはずですが今ではどこだったのか分かりません。
この山の向こうは荘川の森茂線が通っていたところ。
御母衣ダム完成後、荘川側からアクセスが難しくなった森茂国有林は古川署に移管されています。

DSC_0504.jpg
林道起点側から振り返るとこんな感じ。
後方の山中をトンネルで東海北陸自動車道が抜けています。

DSC_0489_2014043020560627d.jpg
集落の外れから大谷山林道が始まりますがいきなり勾配がきついので林鉄跡をそのまま利用したわけではなさそう。
林鉄は片野川沿いに金山谷へと延びていたと思われますが・・・

DSC_0490.jpg
林道標拡大~

DSC_0506.jpg
林道起点の数m手前から分岐する怪しげな平場。どうやらこちらが林鉄の軌道跡のようです。
現在は細い水路が通されています。軌道跡に巡視路と水路を置くと幅も丁度良く勾配も緩いので具合が良いようです。
他の林鉄でも軌道跡が水路に利用されているのを何度か見かけましたね。


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森林鉄道(名古屋営林局) | 21:01:21 | Trackback(0) | Comments(0)
荘川営林署林鉄六厩川線~その2~
謎の多く雲を掴むような荘川営林署の森林鉄道ですが具体的な資料も得ています。
それは名古屋営林局が毎年まとめていた統計資料。
毎年度の事業に関する損益計算書、貸借対照表などでめちゃくちゃ堅そうな資料だなあ・・・と敬遠する人が多そうですが、各営林署ごとの森林鉄道(林道事業)の数や距離、1954(昭和29)年度以降は林業機械数一覧があって林鉄の車両数も載ってます。
新規建設区間の距離や保線工事を行った距離の一覧までも載っており(但し距離だけでどこの区間かは分からない^ ^;)色んなことが読み取れます。

というわけで荘川営林署の林鉄関係を抜き出すと・・・
shokawa-data1.png

1965(昭和40)年度まで路線としては存在してますが、実際の林鉄としての使命はダム工事中の1959(昭和34)年度中には終わっていたことが分かります。
電源開発の御母衣ダム建設の補償として代替林道が建設されて林鉄は撤去されました。
その林道も今は結構は移動になった部分があり、かつて六厩川、森茂線分岐点付近の上に架かる「六厩川橋」や「秋町隧道」が廃道ファンには人気なようで・・・(うちは流石にそんなおっそろしいとこまでは行きませんよ~ ^ ^;)
荘川村の住民も反対運動では「死守会」とまで称し強固な反対をしていましたが、電源開発が誠意ある態度を示し円満解決したことは「荘川桜」のエピソードで有名ですね。

合掌造りの村の片隅を林鉄が走っていた風景も画像記録として残っていたら良いのですが。

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森林鉄道(名古屋営林局) | 23:13:27 | Trackback(0) | Comments(0)
荘川営林署林鉄六厩川線~その1~
ゴールデンウィーク初めに飛騨経由で再び富山へ。
途中で林鉄跡をいくつかつまみ食いしてきました。

●荘川営林署六厩川線(森林鉄道2級)
最初寄る気はなかったのですが時間があったのでどこまでアクセスできそうか下見。
本格調査はまた後日です。

六厩は「むまい」と読みます。
平成の大合併で現在は高山市ですが以前は荘川村でした。
荘川村の木材はブナ林が多くかつては商品価値が低かったのがパルプ材として利用することで注目されるようになりました。
営林署の直営伐採事業が開始されたことで1929(昭和4)年から林鉄が敷設され始めました。
戦前は大阪営林局管内でしたが戦後1947(昭和22)年の林政統一で荘川営林署は名古屋営林局の管轄となっています。
中部地方では宮内省御料局が建設した森林鉄道が多い中珍しく農林省由来の森林鉄道です。

荘川署管内では海上(かいしょう)貯木場起点の尾上郷(尾神郷)線系統と秋町貯木場起点の六厩川・森茂線系統がありましたが名古屋営林局管内図では両線が連絡しているものもあったりして謎が多い路線です。大規模な路線網があったにも拘らず写真資料など記録はほとんどありません。
1954(昭和29)年より御母衣ダム建設で荘川村中心部が水没することになり村が真っ二つに割れて物議を醸しています。
1961(昭和36)年にはダムが完成し、村の中心部は湖底へと消えました。

shokawa-map.png
路線の概念図ですが恐らく実際は他にも路線があったと見られます。
名古屋営林局統計書では最盛期の1952(昭和27)年に荘川営林署管内で森林鉄道2級線が6路線42,843mあったことになっています。
ただ毎年路線数・距離の変動が激しいので他署では統計に入れてない作業軌道まで2級線に入れてるのかも??

DSC_0483_201404291650167ec.jpg
起点がダムに沈んでしまった六厩川線へは上流の六厩集落からアクセスします。
上流なのですが土地が開けており、秋町から上って来た場合も渓谷が開けるのに意外感を覚えそうなところです。
どこまで軌道が達していたのかは分かりませんが国有林の標柱がありました。
荘川村中心水没後荘川営林署は庁舎を郡上白鳥に移転してしまいました。
さらに森林管理署に改組された現在当地は高山市内の飛騨森林管理署(旧高山営林署)管轄となっています。

DSC_0488.jpg
未舗装の林道ですが何やら別荘地のような場所もあり何となく場違いな感じも覚えつつ行くと木製電柱に営林署の名残。

DSC_0470.jpg
石積み築堤や橋台のようなものは見られず砂利道を進みます。
まだ軌道跡には達していないのかそれとも作業軌道のようなもので最初からそんな施工をしてなかったのかよくわからないまま進みます。

DSC_0477_20140429165014660.jpg
茫々たる河原にシラカバが生えてたり何だか北海道の山中にいるよう・・・。
早朝で気温は3℃しかなくあまり車から離れたくない~♪(こら)

DSC_0480_20140429165015e70.jpg
別荘地より先は現在はもう電気が来ていないのですが木製電柱の残骸や碍子が転がってます。
林鉄廃止後の林道のものとは思いますが気になります。

間もなくゲートに到着。
六厩集落から7kmくらいは入れるので山葵(ワサビ)谷支線分岐まで徒歩2km程度で行けそう。
ゲート前広場ではテントを張っている人もいたり、林道攻めと思われるGT-Rが突っ込んできたり意外と人通りが多いところでした。



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森林鉄道(名古屋営林局) | 18:13:23 | Trackback(0) | Comments(0)
加藤製作所製6.5tディーゼル機関車(幅広タイプ)
京都府北部与謝峠の麓にある加悦SL広場。
旧・加悦鉄道の車両を保存していることで知られていますが加悦以外の車両も。
万富のキリンビール専用線、岡山の専売公社専用線にいた加藤6.5t機がいます。
甲府の加藤製作所製6.5tディーゼル機関車を以前御紹介しましたがこちらも類似の形態・・・なのですが。

DSC_3511.jpg
横に引き延ばされたキャブが何ともユーモラス。甲府の6.5t機が1952(昭和27)年製なのに対し、1956(昭和31)年製とこちらの方が新しいですがデザインは基本的に変わっていません。

DSC_3513.jpg
側面から見ると甲府の幅狭キャブ機とほとんど一緒。

DSC_3687.jpg
幅が広くなった分前面中央の窓が大きくなりましたね。
幅広と言っても鋳物台枠部分は同型で外見上は上回りだけが異なっているようです。
左右にランボードを突き出しており、その分キャブも広がっています

DSC_3702.jpg
キャブが大きくなると貨車推進運転時に前方を見る場合、キャブから身を乗り出せば前方の貨車に乗る操車係の手旗合図は見えそうです。

加藤製作所の鋳物台枠機関車では10tクラスにも幅広・幅狭の2タイプがありました。
それより大きい15tクラス以上となると幅広タイプしか見たことがないのですが幅狭タイプもあったのでしょうか?

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スイッチャー | 22:16:08 | Trackback(0) | Comments(0)

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