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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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小野田セメント伊勢SS専用線(参宮線宮川駅)
前回に引き続き参宮線です。
山田上口駅から宮川を挟んで西側に位置します。
元々肥料の到着、農産物の発送が多い駅で5t貨車移動機も配置されている駅でした。
小野田セメント伊勢SS(サービスステーション)の専用線は比較的新しい専用線で1971(昭和46)年のSS開設時に設置されたようです。

作業方法:私有機、
作業キロ:0.6km、総延長キロ:0.3km

三岐鉄道東藤原駅発送のセメント到着や他SSとの融通のための貯蔵セメント発送が多かったようです。
農業関係の貨物扱いが無くなった後も、参宮線最後の貨物列車発着駅として残り1985(昭和60)年度の発送10,800t、到着48,792tを最後に統計上からは消滅します。

DSC_0043_20131215182001ba9.jpg
安全側線の先に残る側線のレール。

DSC_1024.jpg
上り普通列車が到着。
人口希薄地帯ではないものの停車する列車本数は少なく普通が1時間に1本、因みにライバルの近鉄は市街地の外れに山田線小俣駅がありますがそちらも停車するのは普通のみで30分に1本しかありません。

DSC_1021.jpg
この先はかつての参宮線複線化用地(後述)を使用した専用線が参宮線と並走して汁谷川手前まで続きます。
右にもうSSが見えてますが線路はSSまで行ってませんでした。
積降場とSSの間は圧送かベルコンで運んで汁谷川を渡り参宮線の下をくぐっていたようです。

DSC_1026.jpg
専用線は1971(昭和46)年開業ですが明治時代につくられた参宮線の複線化用地なので立派なレンガ積み橋台があります。
奥の現在桁が載っていない部分が専用線跡。

DSC_0016_20131215181959dee.jpg
積降場があったと思しき付近には上屋の基礎コンクリートと思しきものも見られます。

DSC_0014.jpg
セメントSS側線は汁谷川まで達していなかったのですが参宮線複線遺構は続いて汁谷川にも橋台が残ってます。
参宮線内で実際に複線化されたのは相可口(多気)~宮川、筋向橋(山田上口)~山田(伊勢市)で宮川橋梁を渡る宮川~山田上口間は単線のままだったようです。
となるとこの橋台は未供用のままだったのか、それとも宮川堤防手前までを宮川駅構内としてこの辺まで複線だったのかは分かりません。
因みに反対側の鏡台は上部を欠き取られてしまってます。

ここにいた機関車は1971(昭和46)年日立製25t機のOD25でした。
「日本製機関車製造銘板・番号集成」(渡辺肇/著)によると同じ製番の機関車は紀勢本線朝来駅の住友セメント専用線(納入先推定とのこと)へ行ったことになっているのですが、どうも宮川が実際の新製配置先のようです。
※補記:社長さんより日立のサプライリストでは小野田セメント納入になっていると情報を頂きました!

宮川の貨物廃止後は坂祝へ配転になり、2013年現在は名古屋臨海鉄道の保線車になってます。

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

専用線跡 | 23:54:24 | Trackback(0) | Comments(3)