投稿日:2011-08-29 Mon
南福井駅から福井鉄道側へ戻ってきました。
花堂駅の福井側にある倉庫への引込線跡。
鉄道門の門柱が右側だけ残ってますね。

踏切部分のみレールが残ります。

かつては倉庫の前に貨車が並ぶのを横目に電車が走っていたのでしょう。

そして同じ踏切の福武線をはさみ反対側にも側線のレールが・・・。

貨物輸送が盛んな頃にはここで貨物列車が待避していたのでしょうか。

アヤシゲなのはここまでにして花堂駅武生側で普通(?)に電車の撮影。
770形急行が通過。

後続の普通は800形でした。
JR越前花堂駅に行くと何やらディーゼル機関車が吹かしている音が・・・
北陸本線では珍しいDD51が敦賀方からロンチキを牽いて通過していくのが見えました。
稲沢の近所に住んでいるとDD51はまだまだいるような気になってしまいますがもう希少価値が高いんですよね。

おまけ・・・敦賀で521系が幕回し中に出てきた「新快速」表示。
北陸本線交流区間にも新快速があればなあ。
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投稿日:2011-08-28 Sun
18きっぷの残りを消費するべく福井県立博物館の特別展「鉄道博覧会 日本と福井の鉄道のあゆみ」を見に行くことに。
まずは敦賀でトワイライトエクスプレスを撮影。
カシオペアや北斗星の牽引機がEF510に変わった今ではけっこう貴重な存在。

武生で福井鉄道に乗り換え。
JR武生駅からちょっと歩いて越前武生駅へ。
ホームには元名古屋市交名城線のモハ602が留置中。
夏季はビール電車に充当されています。
200形旧塗装に合わせたカラーリングが似合っていますね。

以前は地元の名鉄美濃町線で慣れ親しんだ880形に乗車して終点田原町へ。

えちぜん鉄道三国線の踏切。
単行電車が幹線道路を渡っていく踏切というのも味がありますね。
ここから県立博物館までは徒歩10分ほど。
やはり関心は私鉄コーナー(^ ^)
戦前の福武線デキ1やタキを牽引するテキ511の写真が良かったですね。

田原町から福井へはえち鉄に乗車。

福井駅から再び福鉄で赤十字前へ。
以前の駅名「福井新」で馴染んでしまっているのでまだ慣れていません(^ ^;)
ここにはゲテ物電機デキ11がいます。
形式は電気機関車だが実態は電動貨車・・・というよりは木造有蓋車に無理矢理運転台をくっつけたような外観が格別!

デキ11の後方には何故か国鉄標準型の貨車移動機が・・・こちらは近いうちにHPで取り上げるつもり。

赤十字前はJR貨物南福井貨物駅のすぐ近く。
その辺を歩いていると紫のワムハチが。
遠くから見ると一瞬チップ輸送用のワム48000かと思ってしまいましたが、ただ廃車体倉庫に赤紫に塗っただけのようです。

そしてその先には・・・。

荷扱いホームに横付けされた鳶色のワムハチ。

北陸本線の車窓からちらりと見えるこの光景が気になっていました。
車扱いが一部を除いてほぼコンテナ化された今ではこんな光景もなかなか見られません。
投稿日:2011-08-22 Mon
小湊鉄道からいすみ鉄道に乗り継ぎ。
いすみ206。このタイプのLEカーも最近では世代交代でめっきり少なくなりましたね。
うちの地元では樽見鉄道や明知鉄道にもまだいますがあくまで予備車的な扱いです。
後はほとんど廃車解体かミャンマーへ行ってしまいました。

ホームの木造上屋がいい雰囲気の大多喜駅。
タブレット交換の便を図るため千鳥配置になったホームも国鉄ローカル線の雰囲気を色濃く残します。

ちょっと古いタイプのモーターカー。
ちょっと前までよく見掛けたTMC200なのですが、ラジエターがなんだか不思議な形状です。

現地に着くまで知りませんでしたが今日はキハ52 125による臨時列車が上総中野まで乗り入れる日だったそうで。

いすみ鉄道では最有名撮影地(?)の夷隅川の鉄橋&大多喜城が見えるスポットで撮影。
その後次の列車の時間まで大多喜の城下町をぶらぶら。

こんな旅館があったり・・・

煉瓦煙突の作り酒屋。
渋い街並みが残っています。

大多喜からは2駅先の上総中川駅へ。
草生したヘロヘロ軌道に沿った霜げたホームが味わい深いですね。

小さい駅ですがかつては貨物側線もあったようで、上総中野側のホーム端には車止めのコンクリートブロックが残っています。

上総中川駅で降りたのはここが目的。
駅から20分程北へ歩いたところにある農産物直売場「ぽっぽの丘」です。
ここには地元いすみ鉄道のいすみ204のほかに何故か北陸の鉄道車両群が保存されています。

去年伏木ヤード祭りで見た万葉線のデ7052。

協三10t除雪用移動機06-28-01-258。
こちらは動態保存だそうです。除雪装置は取り外されて貨車移動機らしい姿ですね。
因みに以前は敦賀港にいたそうで・・・

敦賀港線現役時に撮った写真・・・どうやらこの右の機関車がそうらしいです。

そして北陸鉄道モハ3752。

金沢に住んでいたこともあるのでなじみのある車輌で現役時に乗ったこともあり、石川線鶴来駅で撮った写真を持ってます。
小学1年生が撮った写真なので大目に見てください(^ ^;)

鶴来車庫の側線で長年留置されていた時代のモハ3752。
元は北陸本線と加賀温泉郷を結んでいた加南線で温泉客輸送に活躍していたモハ5000形。
クロスシートの観光車両でしたが後継車に追われ、石川線に転出。
間接制御からHL制御に改造したためモハ3750形に改番。
車体も散々改造されているため原形からはかけ離れた車体になっています。

モハ3751の方はもう少しまともな写真を撮っています。
今は廃止になった加賀一の宮駅に進入するところ。
いすみ鉄道から思いっきり脱線しましたがそろそろいすみ鉄道へ戻ることに。
炎天下をまた歩くのもきつかったのでタクシーを呼ぼうとしたら携帯の電池がついに切れてしまいorz
と親切な同業者の方に大多喜駅まで送っていただけることに。
本当に助かりました。ありがとうございますm(_ _)m

しかもこんなスポットにも連れて行っていただきました。
次はここでキハ52を撮るぞ~

さらに大多喜から大原まで一緒にキハ52の観光急行に乗車。
車内でまったりと懐かしの気動車談義に花を咲かせていました。

国吉駅では長時間停車を利用して、ヘッドマークを交換しての撮影会もあり実に楽しい時間を過ごせました。
房総方面の列車愛称は馴染みが薄くあまり知らないのですが、これを機に関心が強まりました。

国吉駅のプランター。
これも可愛らしいですね。
大原到着をもって今回の関東非電化私鉄巡りは終わり。
楽しい出会いもあり〆を飾るのにふさわしいいすみ鉄道でした♪
投稿日:2011-08-21 Sun
五井で一泊して翌朝の小湊鉄道上総中野行でいすみ鉄道へ。朝少し時間があるので五井駅の周りを一周して撮影。

旧型の私鉄気動車がこれだけずらりと並んでいる光景も実に贅沢な物。

前は上総山田駅に留置されていたトム11が戻ってきてます。

朝日に輝くワム1形(番号不詳)+ワフ1。
トムもこれらもみんな大正時代の開業時に製造された超貴重品。

上総中野行はキハ207+キハ202の2両編成。
後ろのキハ202は検査上がりのためピカピカの新車のような輝き。
1961(昭和36)年製と今年で半世紀も走っている気動車なのが信じ難いほど。
ワンマンではなく車掌さんが2人も乗務・・・と思いきや1人は途中駅で下車。
どうやら駅員さんの送り込みを兼ねていたようです。

上総中野でいすみ鉄道のいすみ206と並びます。
間にある自販機もユニーク。

上総中野駅に停車中のキハ207+キハ202。
車掌さんが標識灯円盤を裏返す光景も見られます。
左の尾灯を見てもらうと上と下の画像で変わっているのが分かります。

投稿日:2011-08-19 Fri
湊線に乗った後は常磐線で取手へ。昨日乗った関東鉄道キハ350をもう一度撮っておきたくなったのでした。

まずは取手に停車中のキハ5001。
甲種回送を水海道で撮った思い出のある車輌です。

関東鉄道ホームにいると安中貨物が常磐線を走ってきました。
福島臨海鉄道宮下から信越本線安中まで行く列車です。
地震・津波・原発事故と大変ですが、力強く走る長大編成は苦難に負けない福島の底力を見せてくれるようで熱いものがこみ上げてきます。
福島臨海鉄道もまた訪ねたい鉄道です。

そろそろ撮影地に移動しましょうかね。

小絹駅まで乗車し、徒歩で国道294号を水海道方へ10分ほど。
常総線を跨ぐ橋の上からキハ3511を。

擦れ違う列車はキハ0形。
複線上で並ぶシーンが見たかったですがさすがにそこまで上手くはいきませんよね(^ ^;)
複線区間を行き交う様は正に気動車王国の感ありです。

自動改札でSuicaも使えてすっかり都市近郊路線化していますが、どこかローカル線の風情もいい具合に残っています。
駅舎のホーム下には腕木式信号機と操作用梃子を結ぶワイヤーのプーリーが置かれていた空間がまだ空いていたりします。

取手でキハ3511+キハ358を見送り、今夜の宿がある五井を目指します。
この日は利根川の花火大会で、駅や河原は活気が溢れていました。
投稿日:2011-08-17 Wed
水戸で一泊して翌日は地震被害による不通から7月23日に全線開業なったひたちなか海浜鉄道湊線へ。
盛り土崩壊復旧区間を過ぎ中根駅に到着。
いつもの平和な風景が広がっており一安心。
この風景が再びみられる喜びを噛みしめて撮影開始!

駅の近くの湧き水もいつも通り。
冷たい水が気持ちいいです。
撮影の合間に一休み。

刈入れ前の田園風景を行くキハ37100-03。

次は阿字ヶ浦駅。
乗って来たミキ300-103(元三木鉄道)が発車するところ。
通勤中に樽見鉄道ハイモ295-617(元三木鉄道ミキ300-105)を見かけるので見慣れたイメージ。

阿字ヶ浦では近所の堀出神社が気になっていました。
ここは初めて湊線へ来たときに前身である「湊鐵道」の銘が刻まれているのを見付けた場所なのですが、友人からの情報によると・・・

地震で崩壊してしまったそうで・・・
境内には地震の爪痕が生々しく残っています。
それでも夏祭りの準備のためか提灯が下がっていたり救いはあります。

阿字ヶ浦駅にキハ37100-03が到着。
と大荷物の団体さんが乗り込んできました。
着実に復興しているようですね。

那珂湊で下車して、車内から見えた那珂湊反射炉へ。
水戸藩が大砲製造のため1855(安政2)年に築造したという反射炉・・・要するに溶鉱炉のご先祖様です。
1864(元治元)年に元治甲子の乱(天狗党の乱と言った方が分かりやすいかも)で破壊されてしまったそうで現在残るのは複製・・・とはいってもこれも1937(昭和12)年製という年代物。
那珂湊の町を見下ろすように立っています。
お昼時なので町に下りて「那珂湊焼きそば」を食べることに駅近くの中華料理屋さんに那珂湊焼きそばの幟が出ていたので入って見ました。
普段食べる焼きそばよりもちっとした食感で食べ応えがありました。

駅に戻って構内の気動車を撮影。
キハ3710形の新塗装は今回見るのが初めて。シックでいいですね。
国鉄準急・急行色のキハ2004、2005は非冷房なのでこの時期はあまり運用に就かない御様子。
新塗色をキハ2004、2005に塗ったら留萌鉄道時代を思い起こすことになりそうです。

復旧工事には彼らが活躍したのでしょうか。
ホキのおナベの縁には真新しいバラストが残っていました。

勝田へ戻るキハ37100-03の車内で気付いたくず入れのこの塗装。
キハ2005の急行色化の時の残りの塗料を使ったのでしょうか?
投稿日:2011-08-15 Mon
次は下館に出て真岡鐵道に乗ることに。
と言っても蒸機牽引列車に乗るのではなく・・・

下館から真岡にC12と客車を回送する際に客車のうち1両だけ客扱いするという6103列車狙いでした。
側線で待機していたDE10 1535がすぐに連結されます。

右から関東鉄道常総線、JR水戸線、真岡鐡道と3社の列車が並びます。
JR東日本から譲渡された50系客車。
子供の頃(国鉄時代末期)は帰省時に使う山陰本線京都口でもラッシュ時に使われていましたが、乗るのはいつもキハ58系の急行丹後(これはこれで今となっては超貴重ですが)で、客レには一度も乗ったことがありませんでした。
夕刻の京都駅山陰線ホームへDD51が牽引する50系客車が滑り込んでくるのをホームから羨望のまなざしで見ていた思い出が(笑)
当然非冷房なので窓全開、DE10の汽笛とエンジンの唸りが風に乗って聞こえて来て気分は最高♪
煙が入ってくる蒸機とは違って窓を開けてても落ち着いていられます。

真岡に着いた6103列車。入換はどんな具合で行われるのかな?

一旦茂木方に引き上げて側線へ入り、両機関車が客車を置いて車庫へ入ります。
DE10は車庫に入って一足先に眠りについた後もC12は給炭作業が続きます。
やはり蒸機は手間が掛かりますね。

真岡駅構内にはほかにも怪しげな留置車両群が・・・部品取り用なのか大阪貨物ターミナルで入換に使われていた関西フレートサービスのDE10 1014。
さらに前はJR四国でアイランドエクスプレスを牽引していた機関車です。

側線に置かれた50系客車。車内では入念に清掃作業が続いていました。暑い中お疲れ様です(_ _)

主力の気動車は富士重工・日本車両製のモオカ14形。
並べて見るとライトなどの配置が違い表情が違いますね。
左が富士重工製のモオカ14-2、右が日車製モオカ14-7。
チェック模様の塗装はモデラー泣かせでしょうね(^ ^;)
僕は緑の濃淡具合にどことなく富士急バスを連想してしまいます。
投稿日:2011-08-14 Sun
お盆休みを使って関東地方の非電化私鉄巡りに行ってきました。まずはつくばエクスプレスで流山セントラルパーク下車。
近くの流山市総合運動公園へ。

流山鉄道非電化時代の2軸ガソリンカーキハ31が保存されています。
1933(昭和8)年汽車会社製。1949(昭和24)年の電化後もしばらくは付随車として電車に牽引されていたようですが、いつの間にやら移動物置になっていたようです。
その後1980(昭和55)年頃整備されて運動公園に保存されたようです。
守谷からは関東鉄道に乗り換え、水海道までは複線なので都市近郊路線の雰囲気が濃いですが、下妻付近まで来ると筑波山麓をのんびり行くローカル線の雰囲気。

厚木に住んでいた頃走行を撮っていなかったキハ35が引退すると聞いていたため、前から撮影したかった大宝駅付近で撮ることに。
筑波山をバックにのんびりとやって来ました。
国鉄気動車の中でキハ30系列は僕にとっては最も縁の薄い系列で、乗った回数は数えるほど。
それでも車体強度上仕方なく外吊りになったという扉の印象は子供心に強烈でした。

基本的に気動車であれば新旧関係なく好きな私。
というわけでキハ35が行った後、ほかのファンが撤収した後で新型気動車も撮影してました。
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