投稿日:2010-08-16 Mon
関越道を沼田ICで降りて、山中の県道をひたすら山奥へ。根利は長閑な山中の一角。
その奥に林業機械化センターがあります。
どのような施設なのだろう・・・と思っていくとどうやら研修施設らしく、宿泊施設のようなものもあります。
さらに奥の山中に広がる演習場で研修が行われるようです。

まつりの会場はその一番入口寄りにある各種林業機械の展示施設。
その入口に並ぶお目当ての車両たち。
でも到着が早過ぎた(10時過ぎに到着)ようで11時のまつり開始まで時間があります。

というわけでスタッフの方に教えていただいた根利森林鉄道の廃線跡を見に行くことに。
会場近くの少し下流側にもこんな素掘りトンネルが残っています。
この軌道跡は根利森林鉄道がまだ動力化される前・・・牛牽引の頃のものだそうで、台風被害で廃止になったそうです。
特殊軽量機関車が導入された後の軌道は根利より上流になります。

旧北見営林局置戸森林鉄道のボールドウィン3号機。木曽 赤沢森林鉄道記念館で保存されている1号機と同タイプなので親しみがあります。
木曽のものは煙突の火の粉止めが改造されていますが、こちらは壷のような形で製造当初の姿を留めています。

協三工業製の10tDL(右)と並びます。
木曽森林鉄道の141号機ですが、元は北見営林局津別森林鉄道43号機でした。
ここでは津別時代の姿に復元しているようです。

まつりの目玉ともいえるのはホイットカム4tGLの動態保存。
1926(大正15)年にアメリカから木曽へ来た機関車です。
長年の間にあちこちが改造されてはいますが各所に当時の面影が残ります。
昼のトークイベントは根利の林鉄のお話がメインでしたが、当時の山仕事で使っていた藁製のザックなど他にも興味深い話を聞くことが出来ました。
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