投稿日:2008-07-15 Tue
木曽の開田高原に行ってきました。御嶽山の麓に広がる爽やかな高原地帯です。現地は21~22℃という信じられない気温(因みにその日の名古屋は34℃だったとか・・・)でした。
途中で名産の岩魚や蕎麦、ソフトクリームを食べながら廃線巡りというのもいいものです。
家族連れでも不評を買わずに済むのではないでしょうか(笑)

開田マイアスキー場近くの冷川(つべたがわ)に架かる森林鉄道の木橋。
冷川というだけあって川の上はひんやりとして寒いくらいです。

かつての木曽森林鉄道のエース。酒井工作所製のC4型ディーゼル機関車とC型客車が綺麗に整備されていました!以前は荒れ放題だったのですがすっかり見違えました。やはり格好いいですね~♪

願わくばこちらの湘南フェイス側を前に向けて欲しいなあ・・・というのは流石に贅沢過ぎますか?
当時のディーゼル機関車としてこのデザインは何ともスタイリッシュ!旅客輸送をやっていた軽便鉄道でもこんな機関車はいません。

林鉄と関係ありませんが高原らしい風景を。夏の間もう帰りたくないよ~(^ ^;)

御嶽山をぐるりと回って岐阜県へ。
深く険しい山に囲まれた濁河(にごりご)川へやってきました。川は県道から500mも下を流れているのですが、そこへアプローチする林道は車両進入禁止。よって徒歩で延々30分以上歩いて谷底まで下りました。しかし景色はいいし、木の香りが漂って和みます。

そんな奥地の谷底へ何をしに行ったかというと、ここにもかつて森林鉄道・・・小坂森林鉄道濁河線上部軌道が通っていたためです。
この鉄道は他の路線とレールの接続がなく、索道(リフト)を介して本線とつながっていた秘境鉄道でした。
しかも聞くところによると1971(昭和46)年の廃止後、ほとんど線路は撤去されずそのまま残っている箇所が多いとか・・・。
もう夕方であまり奥へ行けませんでしたが濁河川に架かっていた木橋の橋台と橋脚が見えました。
数年前まではレールも残っていたそうですが、朽ちて落橋してしまったようです。
この後はひたすら夜の国道41号を南へ~。やっぱり下界は暑いですね(- -;)
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