投稿日:2020-07-25 Sat
高松琴平電気鉄道に譲渡され標準軌に改軌された上にカルダン駆動化された元名鉄3700系もいました。1968(昭和43)~1973(昭和48)年に2連×8編成=16両が譲渡されて1020形となっています。
名鉄で車体が新製されてから10年程度と異例の早さです。

朝ラッシュ時の4連運用で1032-1031+1030-1029(名鉄ク2713-モ3713+ク2712+モ3712)がカーブの向こうから姿を現しました。琴電に入った名鉄3700系で高運転台化改造されていたのはこの元ク2713の1032のみ。
2004(平成16)年3月23日 片原町~高松築港

仏生山の側線に留置中の1032-1031。行き先表示が一宮行なので名鉄の「新一宮」行を連想させます。
1031のパンタが上がってまだ現役の雰囲気ですが撮影5日前の11月3日付で廃車になっていたそう。
2004(平成16)年11月8日 仏生山

編成を組んでいた1031(元モ3713)。こちらは普通の低運転台。
2004(平成16)年11月8日 仏生山

車庫内では既に1029と1030が解体作業に入っているところでした。
2004(平成16)年11月8日 仏生山
番外編~琴電の元名鉄3700系と元三岐モハ120・クハ210形一次車
琴電には名鉄3700系と類似車体の元三岐鉄道モハ120形+クハ210形の1010形も在籍していました。
よく似てはいますが名鉄車の全長17830mmに対し三岐車は全長18700mmと870mm長く窓1枚の差がありました。
幅、高さも若干大きく前面から見ると表情も何だか違います。

1010形1016-1015(三岐クハ211-モハ121)。1020形と同じくこちらもカルダン化されています。
2004(平成16)年3月23日 片原町~高松築港

玉藻城を横目にシーサースクロッシングを渡っていく1032-1031+1030-1029(名鉄ク2713-モ3713+ク2712+モ3712)を後打ち。
2004(平成16)年3月23日 片原町~高松築港

窓の位置を若干上げ縦長に、尾灯を外側に寄せると三岐っぽくなるかな?(爆)
むしろ北陸鉄道にいそうな顔??(^ ^;)
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