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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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「尾鷲林業物語 森林鉄道と索道の軌跡」見学
三重県尾鷲市熊野古道センターで開かれている企画展「尾鷲林業物語 森林鉄道と索道の軌跡」と講演「銚子川流域森林鉄道と索道を訪ねて」聴講してきました。
3年前にも講演があったのですが森林鉄道の催しは人気が高いそうです。

img066.jpg
三重県立熊野古道センター様より掲載許可をもらいましたのでポスターを載せます。
代燃機関車が牽く運材列車が不動谷線の高桟橋上を行く様子が印象的。

機関車をよく見ると屋根板の側面縁の反り方が加藤製作所の機関車と何だか違う気が。
小坂森林鉄道の機関車にこれとよく似た岩崎レール商会製の機関車4号がいました。
小坂4号は1935(昭和10)年9月29日製作、米レロイ製のエンジンを積んでいました。
大杉谷では3号機が同じ岩崎製で1935(昭和10)年8月購入とありエンジンもレロイ・・・帝室林野局名古屋支局として同じ機関車を2台以上発注して大杉谷と小坂にそれぞれ割り当てた可能性がありそうです。

P1020282.jpg
尾鷲湾沿いの道から少し上がった位置にある熊野古道センター。
建物は尾鷲ヒノキを使って建てられています。

P1020348.jpg
企画展入口では山中よりサルベージされた北山索道(何枚田(尾鷲市)~河合(奈良県上北山村))で使われた索道搬器が迎えてくれます。
スタッフさんが100kgの搬器を山中で溶断して5分割して運び下ろし再び組み上げたというので物凄い熱の入れよう!
中では森林鉄道や索道のできた歴史的背景から現役時の写真、ルートなど精密な情報があちこちに。
大杉谷森林鉄道運材末期のカラー映像も上映されています。

講演は相賀から出ていた銚子川沿いの四日市製紙の軌道やその後の相賀森林鉄道の各線、索道のことが中心。
怪しげな遺構の情報を大量に仕入れてしまいました(爆)

講演後尾鷲索道軌道線のトンネルを探しに尾鷲市郊外のクチスボダムに行ったのですが日が暮れて来て時間切れ~
クチスボダム横に戻ってくると国道425号横にこんなものが・・・。
P1020379.jpg
軌道の橋台・・・ですよね??
反対側の橋台や橋脚はダム工事で崩されたのか無くなっていました。

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城郭の石垣のような下拡がりの堂々たる石積み。
木馬道にしてはオーバースペックな気がするのでやはり軌道のもの??
国道425号線は酷道巡りで通ったこともありますがこの橋台の存在には気付いてませんでした。
最近橋台の周囲が伐採されて姿を現したようです。

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一段上の林道から橋台を見下ろした様子。国道を挟んでクチスボダム管理事務所、ダム湖が拡がります。
ダム湖対岸(右岸)には尾鷲索道の軌道線が通っていたほかこちら側(左岸)にも北山索道が通っていましたが軌道は無かったはず。
北東(画面左側)に古和谷を挟んで相賀森林鉄道古和谷線が通っていましたがその作業軌道とか??

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森林鉄道(大阪営林局) | 22:03:19 | Trackback(0) | Comments(0)
尾鷲で森林鉄道の企画展
尾鷲の熊野古道センターで森林鉄道の企画展開催中です。
期間:2017(平成29)年9月2日(土)~11月19日(日)
企画展「尾鷲林業物語~森林鉄道と索道の軌跡~」

《展示構成》
①尾鷲林業の歴史
②尾鷲港を中心とした索道の歴史
③銚子川流域における軌道と索道の歴史
④大杉谷森林鉄道の盛衰と大杉谷国有林の変遷
⑤赤羽川流域軌道の盛衰

紀伊半島は山林局、帝室林野局、民間の森林軌道が狭い範囲内に入り乱れバラエティに富んでいました。
索道というのもまたまたアヤシゲですね。
かつて熊野地方には旅客営業をしていた矢ノ川索道を始め無数の貨物索道が存在していました。

講演会もあります。(要予約)
9月10日(日) 13:30~15:00
Ⅰ.講演会「大杉谷森林鉄道の今~現地踏査から見えるもの~」

10月8日(日) 13:30~15:00
Ⅱ講演会「銚子川流域森林鉄道と索道を訪ねて~」
林鉄でたびたびお世話になっているJOINさんが講師をされるそうです。

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昨年行った銚子川の相賀森林鉄道二ノ俣線のコンクリート橋。
また奥地にも出かけたいところです。

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森林鉄道(大阪営林局) | 22:40:18 | Trackback(0) | Comments(0)
魚梁瀬にいる特殊軽量機関車
魚梁瀬には地元だけでなく鳥取や静岡の林鉄機関車もいます。

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岩手富士産業K-22D形特殊軽量機関車。
自重はバラストで調整することができ1.9~2.5tの間で変更することができます。
この機関車は大阪営林局1953(昭和28)年購入の局番21号機で当初は新宮営林署大塔林道(和歌山県)で使われたようですが間もなく鳥取営林署畑ケ平林道へ転属。
こちらでは1956(昭和31)年度で直営生産事業(営林署が直営の伐採事業)が中止となると運材を請け負う木材業者に払い下げられます。
国有林、林道は営林署が持ち、伐採や造林、運材列車の運転は業者任せになったということでしょうか。
その後残っていた畑ケ平林道霧ヶ滝線の軌道運材が1964(昭和39)年に廃止されてからも長く保管され1994(平成6)年に魚梁瀬入り、動態復活しています。

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自重や運転装置は機関車と言うよりモーターカーに近いです。
それでも小さいなりに両運転台構造になっており、林鉄の一般的なL字型車体の片運転台機関車のように後進時に運転士さんが体を無理に捩じって運転する必要はありません。

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運転台構造。
中央のブレーキレバーはオリジナルでしょうがスロットルなどは垣内で動態復元した際にオリジナルとはちょっと違う形になったようです。
メーカーカタログによるとK-22D型は自動遠心クラッチ装備。
自動遠心クラッチ装備の小型モーターカーはシフトチェンジの操作が不要ですがこの機関車にはクラッチペダルが付いてました。
スーパーカブは自動遠心クラッチ装備でもシフトチェンジ操作が必要なのでそれと同じなのでしょうか?

参考文献
林鉄の軌跡―大阪営林局管内の森林鉄道と機関車調査報告書(伊藤 誠一・著/ないねん出版)
林業機械(三品忠男 著/林野共済会)


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森林鉄道(大阪営林局) | 08:45:38 | Trackback(0) | Comments(2)
大阪営林局尾鷲営林署相賀森林鉄道(相賀林道)二ノ俣線~その3~
去年の相賀林鉄二ノ俣線再訪。
銚子川第2発電所の少し奥で二ノ俣線は白倉林道と分かれて銚子川を左岸へと渡って行きます。

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こんな山奥でも新線、旧線、旧旧線など周囲は廃線跡だらけなようで。
このコンクリートラーメン橋は昭和20年代に新設されたものということ。
この時代の鉄道橋としてはあまり多くないラーメン橋であり欄干もあるので一見道路橋のようです。

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谷の奥の方から見るとこんな様子。
養分も少なそうな路盤から木が育ってます。

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対岸の橋梁取り付け部は派手に崩壊、渡ったところでどこにも行けないことに(- -;)
因みにこちら側(右岸)も落石地帯で林道にはガードレールが吹き飛ばされた個所や降り積もった落石をブルでごそっとどけたような跡があります。

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季節が季節のため茂っていて橋のこちら側半分がよく見えませんが透かして見ると橋上には線路のバラストや枕木が1本見えました。

大阪営林局尾鷲営林署相賀森林鉄道(相賀林道)二ノ俣線~その1~
大阪営林局尾鷲営林署相賀森林鉄道(相賀林道)二ノ俣線~その2~


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森林鉄道(大阪営林局) | 20:38:15 | Trackback(0) | Comments(0)
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~5~
芦谷支線林道分岐手前で黒河川を渡る箇所。
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これまで見た橋で何も林鉄の遺構が残ってなかったのであまり期待せずに橋の下を覗くと・・・
何か楕円形のコンクリートが転がってます。
ひっくり返った橋脚の根元のようです。

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橋上から腕を伸ばして撮影。事故の元なのでくれぐれも身は乗り出さないように・・・(^ ^;)
中身はコンクリート、流れに直接当たる外側は布積み。黒河森林軌道の橋脚と見て良さそうですね。
恐らく根元だけコンクリート&石造りにして上部は方杖橋かティンバートレッスルとしていたのではないでしょうか。
旧・帝室林野局系の林鉄は角張った橋脚が多く丸い橋脚はあまり見掛けませんが旧・農林省営林局系では円形、長円形の橋脚を見掛けます。

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芦谷林道分岐からは滋賀への県境越えで勾配がかなり急になります。
むしろ左に分かれている芦谷支線の方が平坦なくらいです。

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芦谷支線は専用林道なのでゲートがあります。
しかもゲート目の前ですっぽりと路盤の底が抜けてる様子(^ ^;)
左上にもう一本細い平場が続いているのですが時折見える石積みはこれまでと違う谷積み・・・あまり林鉄路盤っぽい積み方ではないですが果たして牛馬道跡か林鉄跡か?

大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~1~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~2~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~3~
大阪営林局敦賀営林署 黒河森林軌道~4~

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森林鉄道(大阪営林局) | 22:00:43 | Trackback(0) | Comments(0)
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