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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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小坂、王滝の岩崎レール製土運車
中部森林管理局名古屋事務所併設の熱田白鳥の歴史館で開催中の「森林鉄道資料展」が本日8月31日(木)で最終日です。
熱田区制80周年記念・山の日関連事業特別企画『森林鉄道資料展』

1m3.jpg
小坂森林鉄道で撮影された写真でこのようなダンプ貨車が写っているものがあります。
元画像はモノクロで、より鮮明なものを森林鉄道資料展で展示中です。
「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」にてカラー化)
撮影場所は不明(背後に休泊所らしき建物が写っている)なのですがどこかで見たことがある貨車です。

P1000614.jpg
長野県王滝村の松原運動公園でいつも見てるダンプ貨車が同型。
岩崎レール工業1956(昭和31)年7月製造の土運車。容量形式1㎥、製番10967。
元は長野営林局王滝営林署所属で番号は王土7でした。

P1000618.jpg
左のカプラーは小坂の写真では丸棒になってますが木曽のものは後で角材を溶接して取り替えてしまったようです。
恐らく元は取り降ろし時に邪魔にならないよう取り外し可能だったのでしょうが強度上問題でもあったのでしょうか?

P1000619.jpg
以前は王滝森林鉄道せせらぎ線の線路延伸工事によく使ってましたが最近は一段落してあまり動かしてませんね。

P1000621.jpg
デッキには色々なハンドルやペダルが並び実にメカニカル。
左のL字型ハンドルは手ブレーキ、運材貨車にも同じ形状のものが付いてます。
右の丸ハンドルは荷台の傾きを操作するもの。
荷台のレバーはあおり戸のロック、右下のペダルは荷台の固定を外すためのクラッチペダルです。

P1000627.jpg
荷台はこのようにデッキ部を除き270度ほど回転可能で線路周りに描く方向に土砂やバラストの散布ができる優れものです。
同型車は各地の森林鉄道で使われていたようですが裏方のためかあまり写真で見たことはありません。
他では東京営林局気多営林署気田森林鉄道(現在の静岡県浜松市内の路線)の写真を見たくらいでしょうか。

王滝での写真はりんてつ倶楽部様ご協力の元撮影させて頂きました。
いつもお世話になっております(_ _)

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森林鉄道(長野営林局) | 00:14:42 | Trackback(0) | Comments(0)
八溝山のフランケン機関車
昼食は那珂川清流鉄道から国道293号線を10分ほど南下した峠の茶屋 一休へ、こちらも経営者が同じそうで那珂川から持ってこられた機関車と運材貨車を使った森林鉄道風の展示があります。
DSC_1526.jpg
機関車は610㎜ゲージの土工用機関車。
鋳物台枠、ラジエターは酒井工作所製なのですがエンジンやキャブは加藤製作所のものというフランケンシュタイン機関車です。
ラジエターグリルが通常の鋳物ではなく丸棒になってますがこれは後天的改造によるもの?

DSC_1528.jpg
台枠は低床の帝室林野タイプ。

DSC_1529.jpg
運材貨車は木曽の岩崎レール工業製。銘板を見ると1959(昭和34)年9月製造・・・森林鉄道の衰退に拍車をかけた伊勢湾台風が猛威を振るった頃の製造です。

八溝山の森林鉄道は農林省東京営林局→前橋営林局がいくつか路線を持っていましたがこれらの路線は八溝山を挟んで東側にあったようです。

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森林鉄道(長野営林局) | 21:52:25 | Trackback(0) | Comments(0)
那珂川の関西電力私有車(王滝森林鉄道用)
王滝の関西電力私有機。
木曽川沿いの地域は中部電力の配電区域ですが木曽川の水力発電所は関西電力(以下 関電)が持っています。
そもそも木曽谷に森林鉄道が敷かれることになった直接の原因は関西電力の前身・大同電力のダム建設により木曽川の水流を利用した木材の流送が行えなくなったためです。
大同電力やその系列会社による補償として複数の森林鉄道、さらには電化私鉄の北恵那鉄道も敷かれました。
王滝川沿いも関電のダム、発電所が複数あり、関電が森林鉄道を利用して資材、人員輸送を行っており専用の車両が用意されてました。

DSC_1367.jpg
松岡産業製10t機。製造年などは分かっていませんが酒井C4を模した車体など恐らくは昭和30年代前半につくられたものでしょう。前面上半分は後退角が付いてますが鼻筋は取ってないので惜しくも(?)湘南フェイスにはなっていません。
現役時代の塗装は現在の関電社用車と同じオレンジと茶色の関西電力カラーですが那珂川ではなぜか蒲原鉄道色(旧西武色)に塗られています。
松岡産業の機関車で現存するものはこの10t機とサイパン島の製糖鉄道で使われたもの(台枠だけ残ってるらしい)だけかと思ってたのですが・・・。

DSC_1427.jpg
加藤製作所製3t機。1960(昭和35)年11月製造とかなり新しいですが小型車ゆえかエアブレーキを装備しておらずあまり使われることがなかったようです。現役時は単色塗り(恐らく関西電力車旧塗色のエンジ色)でした。

DSC_1429_201705232249047fe.jpg
3t機と言っても周りの4.8~5tクラス機と比べそれほど小さいようには感じられません。
排気筒がボンネット側面から生えているのが珍しいですね。

DSC_1424_2017052322490266f.jpg
前部、後部窓もHゴム押さえで上辺を軸に押し開けることができる構造。
前後進とも降雨時に窓を開けても室内に雨水が入りにくい構造となっています。

DSC_1480.jpg
須原発電所から来た加藤製作所製7t機と岩崎レール客車は他の車両と共に隙間なく押し込まれていたためまともに撮れませんでした。
この2両は関電カラーを堅持しています。
加藤7t機は台枠側面の陽刻上段は"KATO WORKS"、下段"TOKYO"ですがこの機関車は中段にも"SHINAGAWA"と入っています。この文字は1938(昭和13)年頃より以前に製造された物にだけ見られるそうな。
那珂川清流鉄道のHPでは1939(昭和14)年製造になっています。
岩崎客車は1960(昭和35)年10月製造とあるのでやまばと号客車よりちょっと新しいくらいですね。
須原発電所保存時代の姿

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森林鉄道(長野営林局) | 18:37:19 | Trackback(0) | Comments(0)
那珂川の岩崎レール工業モーターカー
国道19号のガソリンスタンド前にいたモーターカー。
現役時どこの営林署にいたのかも分からず、現役時代の林鉄の写真でも全く見かけません。

長野営林局?営林署 番号不明
製造:岩崎レール工業
購入年:不明
自 重:不明
局型式:不明

DSC_1365_201705212238041ee.jpg
赤沢自然休養林のNo.64や王滝の松原運動公園にいるNo.65と基本的に同型ですが、側面に扉がある点が異なります。
この扉は下半分はオリジナル、上半分は改造で付け足したものではないかと思われます。
東京局千頭署の千頭森林鉄道では扉上部が防水シート張りになっている同型車の写真が見られます。

DSC_1366_20170521223806fd9.jpg
窓が開けられないようですが夏場はドアを取っ払って他のモーターカーと同じような開放状態で使ったのでしょうか?
そう言えば王滝署モーターカーNo.74もHゴム固定で窓が一切開きませんでしたね。

DSC_3804.jpg
野尻で保存されていた頃。国道19号線沿いに保存されていたので見覚えのある方も多いのでは?

DSC_3806.jpg
後ろには上松運輸営林署の制動車の制6号がいました。
制動車としては最も現役時代に近い塗装で雨ざらしの割にさほど荒れてもいなかったのですがこちらは解体してしまったとのこと。

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森林鉄道(長野営林局) | 19:46:02 | Trackback(0) | Comments(0)
那珂川の長野営林局上松運輸営林署No.133
一般で目にすることができる唯一の動態の酒井C4。
今回は動いてるところは見られませんでしたがまた見に行きたいところですね。

長野営林局上松運輸営林署No.133
製造:酒井工作所
購入年:1961(昭和36)年
自 重:10t
局形式:DBT10

王滝、小川森林鉄道1級線で活躍した最大級の10tディーゼル機関車。
トルクコンバータ装備なので局型式は国鉄形式と同じDBにTが付加されてます。
局形式よりは酒井工作所のメーカー形式C4の方が知られています。

DSC_1404_201705182148348de.jpg
キャブフォワード型なので前位(上松方)は湘南フェイスのこちら側。
運転席もこちらを向いています。
現在の塗装はC4現役時に近いですが本来は端梁が真っ黒なのでライトなイメージに。
なお現役末期のNo.133はクリーム部分をグレーに塗って異彩を放っていました。

DSC_1407.jpg
那珂川では向かって左一灯だった尾灯がなぜか右側にも増設されています。
No.133は1975(昭和50)年5月30日の王滝森林鉄道「さようなら林鉄」記念式典でボールドウィン1号機と重連でB客3両を牽いて上松~田島を往復。最後に鬼淵鉄橋を渡り上松構内へ入線するときはボールドウィンを先頭にして王滝本線の最後を飾りました。
なお廃車時期は王滝本線廃止時なのか翌年の鯎川線廃止時なのかは分かりません。

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森林鉄道(長野営林局) | 22:29:26 | Trackback(0) | Comments(0)
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