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にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

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雨宮21号卒寿記念雪中特別運行~その2~
丸瀬布いこいの森雨宮21号卒寿記念雪中特別運行2回目~

P1050667.jpg
まずは21号が単機で試運転。
郷土資料館裏手の林内を通るこの直線区間は園内で唯一かつての武利意森林鉄道の路盤を使用している箇所だそうです。

P1050673.jpg
試運転を終えて列車の組成準備。まずは鉱車から給炭。
運材貨車と一瞬とはいえ編成になるので注目~。
本来積雪地の森林鉄道は冬季休業で積雪状況により前後はあるものの12月中旬頃で運行休止になっていたようです。
同じ北見営林局管内で近隣の温根湯森林鉄道の1953(昭和28)、1954(昭和29)年の機関車運行成績、置戸森林鉄道の機関車運行成績では機関車の稼働は5~12月の間、丸瀬布の武利意・上丸瀬布森林鉄道も同様だったものと思われます。
雪中運転撮影会の頃はそろそろ1年の最終運材列車が走っていた頃なのでしょうね。

P1050626.jpg
なお森林鉄道が運休していても山元での伐採作業は行われており道産子が林鉄と接続する土場まで木材を牽いていました。
後には道産子がキャタピラートラクター、ブルドーザーに変わってそりを載せた木材を何台も繋いで運材列車のように牽く光景が見られました。
画像は岩見沢駅のホームに展示されていた馬ぞり

冬の馬ぞり、トラクター運材は林野庁映像ライブラリに映像があります。
機械化される林業 北海道の冬山作業1(林野庁 映像ライブラリ)
機械化される林業 北海道の冬山作業2(林野庁 映像ライブラリ)

映像に森林鉄道は全く出て来ませんが機械化される林業 北海道の冬山作業2の6:32~6:50には王滝森林鉄道せせらぎ線で静態保存されている協三工業製自走式クレーンと同型のゴムタイヤバージョンが出てきます。
軌道用と道路用の両方が用意されていました。

P1050675.jpg
気温は現地では何℃かわからなかったものの-10℃台だったようです。
これだけ冷え込むと夏場と違って蒸機がよく上がります。

P1050690.jpg
井笠ホハ19+ホハ13を連結してホームへ引き出し。
営業運転(?)は10時からでしばらく間があります。

P1050716.jpg
この武利川の鉄橋は今まであまり注目してなかったのですが今は無き北炭機械工業・・・北海道炭鉱汽船の関連会社で運材貨車をつくっていた夕張製作所の後身が末期に製作したものらしい。

P1050728_20181215165720590.jpg
武利ダム湖畔は雪原に
風向きのためか列車の手前に煙が流れてしまうことも多く編成写真はなかなか難しいものがあります。

P1050765.jpg
しかし雪景色は型式写真でも下から光が反射して綺麗に撮れますね。
夕張製作所製運材貨車の1359、1372も再撮影~。

参考文献:
置戸森林鉄道 大きな森の中を走った小さな機関車(橋爪 実/著 自費出版)

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森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 00:00:01 | Trackback(0) | Comments(0)
雨宮21号卒寿記念雪中特別運行~その1~
2日目の朝、北見から丸瀬布いこいの森へ向かいます。
天気予報を見ると北見市の最低気温は-20℃・・・
冬の北海道初心者がいきなりエライところに・・・大丈夫か??(^ ^;)

P1050640.jpg
北見駅06:46発の特急オホーツク2号札幌行に乗るので早く出てきました。
これまでにないような刺激的な冷たさを感じることはないものの隅々まで冷やそうとする一部の隙もない寒さという感じ。
向かいにはキハ402連の網走行4651Dが停車中。
オホーツクは編成が短くなって4両だけ、去年までは札幌方面への出張ビジネスマンなどもっと利用者が多かった気がするのですが・・・。

P1050642.jpg
安国駅でDF200プッシュプルの北見行石北貨物と交換。
沿線はまだ積雪量が少なく車窓から見えるスキー場もリフトが動いていませんが道路は圧雪状態で交通量もあまり多くありません。
旭川から瀬戸瀬まで延びてる旭川紋別自動車道を見ると全く車がいない??
丸瀬布に来るまで来てたファンに聞いたところ通行止めになっていたらしいです。

P1050645.jpg
丸瀬布駅着
オホーツク2号を見送り。
この日は臨時でいこいの森まで町営バスの臨時便が増便されていました。
バスは雪が有ろうと無かろうと関係ないというようなかなりの速度で走行。
これまでは夏場に自分で運転していたため気付かなかった廃線跡らしき平場が沿道にちらほら。

P1050648.jpg
9:00開始の受付を待っているときに見えた除雪列車。
鶴居村営軌道6tDLの前に台車をつなぎ2人を載せハンディブロワーで雪を吹き飛ばしています。

P1050663.jpg
除雪作業を終えて機関庫前で留置中の鶴居6tDL。

P1050656.jpg
雪囲いされた客貨車庫の中には今年10月23日に定光寺自然休養林から送り出した協三10tDLが里帰りして入庫中。
「新車」を撮影し易いようにという配慮なのかその部分は雪囲いが開けられていました。

P1050662.jpg
郷土資料館には足場が組まれていますがこれは今回の撮影用に準備されたもの。
有料撮影で何かと話題になりましたが基本的には協力金2,000円、屋上からの撮影料500円
極寒地でこれだけの準備を行うことを考えるとかなり安いように思います。

某所で保存運転を手伝った時は乗車料金のい掛かる乗車体験の人がいないのに撮影したい人は大勢待っているという状態で唐の列車を出したりしていました。
撮影する人から撮りたい車両のリクエストを受ける代わりに一定金額が集まってから列車を出すようにして見ては?とも思いました。

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森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 12:45:25 | Trackback(0) | Comments(0)
定光寺自然休養林の長野営林局No.127北海道帰還~その2~
定光寺自然休養林の機関車No.127搬出作業2回目~
P1040862.jpg
トラックへの積み付け作業。
馬を噛ませた上にNo.127を置きます。

P1040866.jpg
運転手さんの指示の元で木材で組まれた馬の上にNo.127を固定。
微妙な調整のため真剣な眼差しでの作業が続きます。

P1040872.jpg
クレーン車にトラック2台、機関車が密集した凄い状態。

P1040904.jpg
いよいよ積み付けが終わりトラックのアオリ戸が上げられました。

P1040917.jpg
出発まで駐車場で待機。
シートもかけずこのままの状態で行ったので行き掛けの道やフェリーでたまたま見かけた鉄道ファンは驚いたのでは?

P1040925.jpg
先導されて定光寺自然休養林を去って行く10t機。
丸瀬布では現役時代を共にした多くの仲間たちが待っています。

このNo.127ですが丸瀬布では動態復元を行う予定とのこと。
長いこと雨曝しになっていたことから修復には多くの困難が予想されます。
丸瀬布いこいの森のある遠軽町では動態復元事業に要する資金などの面で広く皆様のご協力をお願いしたいとのことです。
こちらとしてもできる限り力になりたいと考えています。
また発表があると思いますが弊ブログでも告知を行うつもりですのでご協力頂ける方よろしくお願い致します!

丸瀬布いこいの森facebook

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森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 22:50:28 | Trackback(0) | Comments(0)
定光寺自然休養林の長野営林局No.127北海道帰還~その1~
愛知県瀬戸市の定光寺自然休養林で保存されていた元長野営林局上松運輸営林署のNo.127が北海道遠軽町の丸瀬布いこいの森へ送られました。
元を正すと北見営林局の機関車で58年振りに故郷の土を踏むことになります。
1956(昭和31)年協三工業製10tディーゼル機(製番10188)で当初は遠軽町の北隣芝桜で有名な滝上町の北見営林局滝上営林署濁川森林鉄道で使われており車番は46、47号のどちらかだったものと見られます。
1960(昭和35)年2月には長野営林局上松運輸営林署に移り王滝森林鉄道廃止まで使われ1975(昭和50)年12月に廃車。
その後国道41号線の宮峠(岐阜県高山市)のドライブインでの保存を経て定光寺自然休養林で保存されてきました。
以前の様子はこちら

今回の丸瀬布移管に小坂森林鉄道研究会としてちょっと関わらせてもらったので搬出作業も撮影させて頂くことができました。
10月23日9:00より1時間半ほどの間に搬出作業が行われました。
P1040763.jpg
紅葉が進んだ定光寺自然休養林の駐車場。
車止めのブロックをどけてクレーン車がNo.127のそばへ~。

P1040787.jpg
幅のある機関車を吊るための治具を取付けて調整が行われます。

P1040788.jpg
森林鉄道の機関車として現存最大級の10t機。作業は慎重を要します。

P1040804.jpg
いよいよ吊り上げ。

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作業員さんの合図の元レールから離れ宙を舞う10t機。

P1040843.jpg
関係者の見守る中で高く持ち上げられる10t機。

P1040849.jpg
すかさずその下へお迎えのトラックが誘導されます。

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森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 22:14:31 | Trackback(0) | Comments(0)
帝室林野局の森林鉄道鉄道路線名一覧~旭川支局編~
帝室林野局機関誌「御料林182号」(1943(昭和18)年7月)掲載の「森林鉄道名称統一」を元に作成した一覧表。
札幌支局編その2~。

rintetsu-asahigawa.png
PDF版
1937(昭和12)年に札幌支局から旭川支局として独立。
これらの路線は1947(昭和22)年の林政統一では旭川営林局管轄となりました。


林政統一後旭川営林局になってからの車両ですがこんな車両がいました。

No124-1.png  No124-2.png
羽幌森林鉄道39号機 1956(昭和31)年3月酒井工作所製9t機(イラストは王滝林鉄時代のもの)
羽幌営林署で使われ始めて3年しか経たない1959(昭和34)年7月には早くも長野営林局上松運輸営林署へ転属。
No.124と改番されて王滝森林鉄道で使われました。
羽幌時代の重量は9.0t、木曽では10.0tとされてますが管理上10tに分類しただけなのか改造して1t積み増したのかは不明。1966(昭和41)年2月に王滝営林署へ転属して1976(昭和51)年まで使われた後に伊豆大島で保存されたものの現存しないようです。
酒井工作所のメーカー形式C2。C3やC4と似てますがイコライザは左右の前輪のみをつないでいます。
屋根が低く目が据わったような表情のためか何だか威圧感があるスタイル^ ^;
エンジンは民生ディーゼル工業(→日産→UDトラックス)UD-4でした。

林野庁の映像ライブラリに王滝林鉄で活躍するNo.124牽引の運材列車が映されてます。

林野庁:映像ライブラリ「日本の林業1」(昭和35年頃)
No.124が登場するのは1:31~2:05です。
時期的に羽幌から転属して間もない頃と思われます。
羽幌39号時代の塗装が不明ですが映像のNo.124は塗装も綺麗です。
イラストでも塗っている茶とクリームのツートンカラーは上松の機工課で塗り直したものかも知れません。
王滝本線の有名撮影地だった下黒沢の鉄橋ともう1カットはどこでしょう?



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森林鉄道(北見、旭川、帯広、札幌営林局) | 12:43:59 | Trackback(0) | Comments(0)
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