■プロフィール

にしみやうしろ

Author:にしみやうしろ
小田急沿線で生まれ、金沢で北陸鉄道にはまり、愛知では名鉄に臨海鉄道さらに森林鉄道、今ではすっかり私鉄・貨物ファンに・・・。
鉄道に由来していろんなものに興味を持つようになってしまいました。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■閲覧数(2014/8/12~)

閲覧数(2014/8/12~)

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
小坂森林鉄道T33BNモーターカー
名古屋営林局小坂営林署小坂森林鉄道のモーターカー。
小坂署には多い時期(1957(昭和32)~1960(昭和35)年)には3台のモーターカーがいたほどですがその実態はよくわかっていません。
唯一写真に写っているものもごく小さくしか見えませんが何とか車輌は識別できるレベルだったのでメーカーの図面からイラストを起こしてみました。
t33bn-2.png     t33bn-1.png
富士重工業 T33BN型
モノクロ写真しかなく塗装は同時期の同社国鉄、民鉄向けモーターカーの例から想像したものなので合っているかどうかわかりません。
寸法:L2,220mm×W1,460mm×H1,535mm
重量:490kg
エンジン:くろがね90V(ガソリン4サイクル2気筒)

基本はオープンカーで風防も無し。
前面窓は雨天時用の防水シートに付いており、ワイパーまで付いています。
さすがにワイパーは手動なのでしょうか?
風防までなくてはさすがに使いづらいということか返って防水シートを外して使っている写真を見たことが無いです。
全国の森林鉄道に入ったものには寒地向けなのか側面にドア付きの物も有ります。
名古屋局内では小坂のほか付知署付知森林鉄道、荘川署尾上郷森林鉄道、神岡署金木戸森林鉄道にいたのを写真で確認してます。
●小坂森林鉄道のモーターカーのエピソード
保線や治山事業、来客送迎などいろいろな目的で使われたモーターカーですが小坂では山奥の製品事業所に生活物資を運んでいた事を聞きます。
宿舎に寝泊まりし早朝から日暮れまで作業。
夜は電灯すらない宿舎もありランプの灯の元でモーターカーが運んできた雑誌を擦り切れるまで読んだとか。
娯楽の少ない山の宿舎と町を結ぶ貴重な交通機関でした。
P1030251.jpg
小坂林鉄若栃線終点付近に残る宿舎の跡。
現在は休憩所兼倉庫と見られる一部の建物だけが残っています。
表には書類倉庫、造林○○倉庫の表札が掛ってました。

また運材列車はまだしも不定期のモーターカーは電話連絡をしっかり取らずに発車させたこともあったとかで運行は危険だった(内規違反だと思いますが- -;)とのこと。
運材列車はまだ降りてこないからいいだろうということでしょうが単線区間で閉塞取らず列車を走らせたら営業鉄道なら重大事故、事案です(汗)

スポンサーサイト

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 23:45:57 | Trackback(0) | Comments(0)
小坂森林鉄道No.7(2代目?)
名古屋営林局小坂営林署小坂森林鉄道の協三5t機 第2弾~
No7-2.png     No7-1.png
No.7(2代目)・・・この機関車は背面からの写真しか確認できてないので前面は同型機を参考にしてます。
エアブレーキ装備でNO12、13と似てますが古いモデルのため下方確認用の小窓以外は金属窓枠になってます。
小坂ではこの窓枠を白塗りして強調していました。
キャブ外板もリベット止めで林鉄車両としては比較的スマートなイメージのNO12,13と比べると武骨な感じが残りますね。
番号が「No.7」と"o"が小文字、数字との間にドットが入る点が他の機関車と異なります。
他の新製機関車が2桁番号なのに対しわざわざ古い番号を名乗っていることからすると他所からの転属機なのかも知れません。
なお「NO7(初代)」は加藤製作所製1939(昭和14)年6月購入の4.0t機で1952(昭和27)年時点ではまだ初代機がいたことがわかっています。

DSC_0986.jpg
同タイプのものは鳥取県智頭町で沖ノ山森林鉄道の協三5t機が保存されています。
小坂からも近い同じ名古屋営林局管内の付知森林鉄道から沖ノ山へ移った機関車ではないか?という話も聞きますが真相や如何に?

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 23:29:03 | Trackback(0) | Comments(0)
小坂森林鉄道NO12、13
名古屋営林局小坂営林署の小坂森林鉄道の協三5t機を再現して見ました。
協三5t機の名古屋営林局納入機は機関車表フルコンプリート版(沖田 祐作編 ネコ・パブリッシング)によれば1953年1台、1954年1台、1955年1台、1956年2台、1958年1台が見られその内の2台と思われます。
小坂で今のところ番号まで確認できている同型機はNO7(2代目?)、10、12、13、24、25の6台。
ただし他局からの転入車もあったようで実際には機関車表以上の数の協三機が名古屋局内の各林鉄に入っていたようなのであくまで推定の域を出ませんが(^ ^;)

No12-2.png     No12-1.png
NO12
ボンネット向かって右にエアブレーキ用のコンプレッサ、屋根上にはエアタンクが載ったタイプ。
窓抑えがHゴム化された後期スタイルで寸又峡温泉で保存されている千頭森林鉄道DB12と同型。
濁河線のカラー映像と機関車は青かったという証言からこの色にしてます。
昨年白鳥の歴史館で行われた森林鉄道資料展のチラシにはこのNO12が牽引する運材列車が写っています。
ラジエター横に立っているアンテナのような棒の正体は次のイラストを見てもらえばわかるかと。

No13-2.png      monocock.png
NO13
NO12と全くの同型。岩崎レール製のモノコックタイプ運材貨車を牽かせてみました。
ラジエター脇の棒の正体は旗棹でした。このように安全旗をはためかせて走るなかなか恰好のいい写真も見られます。
なお軸箱蓋の「協」の鋳出し文字がNO12は白塗りされているのに対しNO13は特に塗り分けられていませんでした。

DSC_0600.jpg
かつてこれらの機関車が通っていた小坂森林鉄道大洞川橋梁。
NO12、13は飛騨小坂駅隣接の大島運輸事業所の所属だったようで本線に当たる小坂線で撮影されたと見られる写真が多く見られます。

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 23:22:37 | Trackback(0) | Comments(0)
与川→王滝森林鉄道(三殿→上松運輸営林署)No.41
西宮後停留場の与川森林鉄道制作進行でブログネタが追い付いてません~(^ ^;)
というわけで与川森林鉄道の機関車の1台をピックアップ。

中央本線南木曽駅(当時は三留野駅)隣接の三殿営林署運輸事業所に所属していた加藤製作所製4tガソリン機No.41(旧番No.49)。
1936(昭和11)年度に購入されており、木曽の林鉄機としては珍しく高床式台枠を持っていました。
イラストは昭和20年代半ば以降に上松運輸営林署に転属しエンジンを日野DS11に換装してディーゼル化、車体上回りも大改造した後と見られる姿です。

No41-3.png
フードカバーのルーバーは上松運輸営林署機工課自作らしいつくり。
上下に丸穴を開けてその間を真っ直ぐ切断してプレスして折り曲げてます。
縦横の違いはあるものの同課が改造したモーターカーNo.4前面ラジエターグリルのルーバーと同じような形状です。

No41-4.png
キャブは加藤製作所の原形スタイルですが屋根を酒井風の丸屋根に改造したため普通の加藤機と雰囲気が違います。

これだけ大改造した割には何故か1956(昭和31)年に早くも廃車されてしまいます。
事故にでも遭ったかよほど調子が悪かったのでしょうか?

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 23:42:27 | Trackback(0) | Comments(0)
松岡産業製の橋桁と機関車
飛騨小坂で待ち合わせに余裕があったためまた小坂森林鉄道の車庫もあった大島貯木場に寄り道。
P1030172.jpg
車庫は相変わらずでした。

P1030173.jpg
大島貯木場には木材が全く置かれていません。

P1030168.jpg
代わりにプレートガーダーが4連分置いてありました。
道路用の橋桁にしては幅が狭いけど林鉄で使ってた橋桁と言う感じでもないなあ・・・と銘板が見えたので何の気なしにレンズを覗いて見たら・・・。

P1030171.jpg
レールを松葉2本で囲んだ見覚えのある社紋と「松岡産業株式會社 昭和27年」の文字。
この社紋は森林鉄道でおなじみの岩崎レールとよく似た社紋なので間違え易いです。
名古屋の会社で新幹線やJR、名鉄で名古屋駅から豊橋方に進んだところで車窓から本社が見えるのでご存知の方も見えるかも。
現在は鉄道関連製品はつくっていないようでエンジン動力の非常用電源や河川の排水ポンプ製造が主要事業のようですね。



以下は那珂川清流鉄道さんの整備工場で許可を貰って撮影した松岡産業の機関車
DSC_1552_20171201213626286.jpg
松岡産業製の機関車。まだ整備中で近付くことはできずガソリンかディーゼルかはわかりません。
これと比べると加藤、酒井の産業機がスマートとさえ思えるほどの武骨さ。
旧関西電力の10t機を除けば国内にもうないと思っていた松岡機が突如目の前に現れ驚いたものです。

DSC_1562.jpg
以前は桑名に工場があり機関車もこちらでつくっていましたが森林鉄道納入機は御料林系では見たことが無く旧国有林系がメインです。
名古屋営林局でも御料林、国有林の林政統一時に大阪営林局から編入された荘川や金木戸辺りにいてそうな気もしますが写真が少ない~。
因みにこの機関車と同じ台枠がサイパン島の激戦地跡ラストコマンドポストに保存されてますが向こうは「マツオカ クワナ」とカナ書きになってます。

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

森林鉄道(名古屋営林局) | 22:11:02 | Trackback(0) | Comments(0)
次のページ

FC2Ad

まとめ