投稿日:2018-09-09 Sun
2009(平成21)年の敦賀港線休止後は行ってなかった敦賀港駅を久し振りに覗いて見ることに。
レールが錆びて出発信号機が横を向けられている以外はあまり変わり有りませんね。

警報器、遮断機も撤去され道路との境には軌道内への侵入防止のためか柵も立てられています。

ランプ小屋は改修、整備されたようです。

そう言えば鉄道現役時代(現在もオフレールステーションとしては現役)は「見学時は駅事務所に声を掛けてください」とあった覚えがありますが今は日中開けっ放しにしている様子。


中には北陸線開業時の1800形と1290形蒸機の緑色灯、赤色灯復元品が展示されています。
1800形は関ヶ原越えや柳ケ瀬越えで使われ最後は石山の東レ専用線でスイッチャーになっていた1801号が京都鉄道博物館で保存されてますね。大阪の交通科学博物館にいた頃で見てますが暗くて写真を撮ってません(^ ^;)
1290形は線路工事用ですが初期は営業列車も牽いてたようで。
3両いたうち善光号1292号が大宮の鉄道博物館にいますがこれも写真撮ってないなあ(^ ^;;)

明治末に天筒山から敦賀港を俯瞰した写真もSNS公開などOKとのことなので上げます。
港には汽船、和船、洋式帆船が入り混じり岸壁上には客貨車が屯す状態で乗り物的に見ても面白いですね。

敦賀港駅構内。今より海岸線が線路に近いところまで迫り機関庫も建ってますね。

写っている車両はほとんどが有蓋貨車ですが下の建屋の前に並ぶ4両のうち奥の2両には屋根に車内灯のランプ差し入れ口が付いているのが見えますが客車でしょうか?貨物の車掌が乗務する緩急車かも知れませんが。

スクーナー(2本マストの洋式帆船)の真ん中に大きな和船・・・江戸時代以来の弁才船のようですね。
これらはまだ辛うじて残っていた北前船でしょうか。
北前船は江戸、明治期に大坂(現・大阪)から瀬戸内海、日本海経由で東北、北海道で交易してました。
電信発達前は各地で物価の差が大きかったため危険でも一航海すれば大きな利益がありました。
しかし電信の発達で各地の相場がどこでもすぐ分かるようになってしまったためビジネスモデルとして成り立たなくなり、汽船や鉄道も発達して来たことから姿を消しました。
この写真が撮られた頃は両者が同時に存在したことを示す貴重な資料です。
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投稿日:2018-06-16 Sat
今日は用事で定光寺へ。中央本線貨物が上下とも来る時間帯なのでちょっと駅で撮影してから。

コンテナの81レの牽引機はピカピカの国鉄色EF64 1023。
検査上がり立てで5月26日の大宮工場公開イベントでも展示されたそうですね。
職場から20km圏内なのに木曽路並みの深山幽谷の雰囲気が味わえる好きな駅です。

愛知・岐阜県境の愛岐トンネルから出てくる石油返空3084レ。
EF64 1005の汚れ具合が逞しい貨物機らしいですね。

今日の用事は駅から25分ほど歩いた定光寺自然休養林でした。
王滝森林鉄道の協三10t機長野営林局上松運輸営林署No.127
日本農林製の運材貨車、客車台車は遠山森林鉄道に行って機関車だけが残った状態。

ポツンと1台だけ佇むことになっています。

用事終了後帰宅中に神領で降りてしまいました。

愛知環状鉄道2000系が神領区に入庫中なのが見えたもので。
神領には名古屋臨海高速鉄道ことあおなみ線1000形も来るので意外と他社線車両の乗入を見ることができます。
投稿日:2015-06-24 Wed
多治見駅北側のコンテナヤード。かつては多治見機関区があった場所ですがコンテナヤードと北口広場になって跡形もなし。
どこかこの近所に機関区の門柱が保存されているらしいのですが。

コンテナの積み降ろしの関係で編成位置を移動させるため結構こまめに移動します。
15年ほど前までは入換に協三10t半キャブが2台入換に使われていましたが撮影してません(- -;)

入換作業も面白いのですがこの手際の良いリフトの積み降ろし作業も面白いですね。

手早いながらもコンテナを恭しく捧げ持つような仕種。

1台で降ろしたり載せたり~。

貨物と関係がないですが同じ多治見駅北口ということで。
旧多治見機関区の建屋等があったと思われる付近。駅北口広場を建設しているのですが、それ以前に何か遺跡の発掘を行っている様子。
煉瓦のようなものも見えましたが多治見機関区を発掘しているとも思えませんし、いつの時代のもの?大規模で直線的なラインが並んでいるので比較的新しい時代のものでしょうかね?
投稿日:2015-06-21 Sun
中央本線で名古屋市内を出てから最初に特急が停車する多治見駅。太多線が接続しておりm名古屋方面への通勤客も多い主要駅です。
この駅は東濃地方で唯一定期貨物列車の荷扱いがある駅でもあり2015(平成27)年現在EF64-1000が牽くコンテナ貨物列車が土日も含め1日1本発着しています。

庄内川(土岐川)沿いの渓谷区間にある定光寺駅を通過する1653レ。
中央本線上を行くロクヨン牽引の貨物列車ということで人気ですが今回の話題は多治見駅到着後のことが主体です。

多治見駅に到着するとすぐに入換を行いコンテナ扱いをする下り4番線へ貨車を押し込む作業が見られます。
多治見駅塩尻方にある交通量の多い岐阜街道踏切を塞ぐ入換作業のため地元では所謂「開かずの踏切」扱いされてます。
踏切遮断時に歩行者は迂回できるよう設けられた跨線橋の踊り場から~。

多治見盆地を出るために虎渓山へと登って行く本線を横目に平坦な引上げ線へ突っ込みます。
とは言え引上げ線末端までは突っ込まず、最後尾が分岐器を越えたところで一旦停止。
開かずの踏切緩和という観点から見るといっそのこと引上げ線末端まで突っ込んで一旦遮断機を上げた方がいいのかも。

入換作業の間に横の中央本線を行き交う列車の本数も多いですね。
なおこの左側は踏切に隣接して信号機のないT字路となっているためますます交通混乱を招いている気が・・・。

貨車を側線に押し込んだ後で機関車を稲沢方へ付け替え。
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